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尿臭よりすごいコト

※食事時の方は読むのをお控え下さい

こんにちは。
介護のつぶやきです。

ある日の夕方、仕事を終えて家に帰ると入った途端にすごいニオイにビックリしました。以前母親がトイレで失敗してう○○を壁になすりつけていた時と同じニオイです。

「あー、またやられたか・・・」

と思いながらマジマジとトイレの壁を見ましたが、どうもそれらしい形跡がありません。でも、トイレだけでなく廊下も2階に上がる階段も居間もすべてニオっているのです。こんな時は救世水、とシュッシュします。が、瞬間はニオイは薄くなりますが根本的にニオイの元を断っていないみたいなのでしばらくするとまたニオって来ます。

とりあえず晩ご飯を食べなければならないので戸を開けて風を通してニオイを薄めます。まぁガマンできるくらいのレベルになったので、ここぞとばかりにアリもので夕食を済ませました。

さて、ここから本当の戦いだ!


強くニオっているのはどうも廊下のあたりらしい、そのあたりにニオイの染みつくようなものは・・・コレか。


夏向きののれんですね(笑)

それと玄関マットもアヤシイかも。


まさかコレが?

ついでだ。トイレのマットも滑り止めごと洗ってしまおう!


ココは可能性あるかな

というコトで3枚の布を洗濯機へ。外したらニオイの強度が1/3程度弱くなった気がしました。あくまでも個人の感想ですが。それにしてもオゾン発生器は効いてないのか?いや、ランプはブルーだから間違いなくオゾンはまかれている。それくらいでは歯が立たないキョーレツなチカラを持ったニオイなのか?アタマの中で堂々めぐりしている中で「ハッ」と気づいた。

そういえば昔は母親の枕元には「無香空間」置いてあった。


以前は使っていましたが、オゾン発生器を使いはじめたら以前よりニオイ(この場合は尿臭)が少なくなったので使うのを止めました。ひょっとしたらコレを復活させたらニオイ無くなるかも、なんて思って時計を見るとまだドラッグストアの開いている時間。ダッシュで買いに行きました。


大きいのにしました

どうせなら大きいの買って置いておこうとビッグサイズを購入。さて、コレをドコに置くか?トイレ?枕元?あ、階段もニオっていたからどうだろか?と考えたあげく「廊下が一番ニオっている」という結論に自分の中で達したのでこんなところに置いてみました。


廊下全体ニオイ消して・・・お願い

ひょっとしたらオムツ用のゴミ箱からニオっているか?という事もあるかと使用済みのパンツとパッドをすべて捨てて、ゴミ箱を洗って、通常は普通のビニール袋を入れますが、今回はおむつとかのニオイを取ってくれる『消臭ゴミ袋』なるものを買ってきてセットしました。ビニールの口を閉じなきゃだめかもしれませんが、少しでもニオイを取ってくれるならという出資です。消臭というリターンがなきゃ困るよ、という願いを込めて。


けっこう種類がある

さて明日はどうなっているか、と思いながら2Fに行こうとすると上がる途中もカナリニオっております。「コレは効かないかなぁ」と思いながらデオドラントスプレーしてみました。が、こちらもその場ではニオイの消えたフリをしますが結局完全に消えてはいません。


デオドラントスプレーですね

2階のワタシの部屋までニオイが来るので「アレ?ひょっとして実はボクがニオっていたというオチ?」とか考え出しましたが、着ているモノを全部洗濯して自分もお風呂で洗濯して部屋に戻るとまだ少しニオう。ああ-自分ではなかったと安心したのですが、このままでは寝られません。小さな部屋なのでもう一度デオドラントスプレーかけてみたら寝られるくらいまでニオイは落ちてくれました。あくまで個人の感想ですが。

取って代わって翌日。母親はデイサービスに行ったので、ここぞとばかりに着布団、毛布2枚、敷き布団シーツ、ナイロンマットのすべてを洗濯。こういうときソフランは大活躍してくれます。そして母親がいない間には階段のニオイを消そうと無香空間を階段に置きました。敷き布団は外に干して救世水かけまくりです。すべての消臭材料に感謝感謝ですね。


このあたりもニオう
布団丸ごと洗っちゃえ!
もうどこもかしこも振ります

さて、ここまでやると部屋に染み付いていたニオイはほぼとれて以前の母親の尿臭のみになったのでホッと一安心。いやいや、そこで安心していてはダメでしょうと母親の枕元に無香空間を置きます。明日こそはすべてのニオイから解放される事を願いながら。

そして翌日。朝母親の寝室である居間に降りていくとニオイは・・・

ありませんでした!!

ついに戦いに勝利しました!!


見えない敵と戦うのはワタシが子供の頃に見た「キャプテンスカーレットとミステロンの戦い」を彷彿とさせました。(わからなければ『キャプテンスカーレット』で検索してみてね)

2023年12月現在91歳の母親は自分でゴハンを食べる事が出来ます。最近は失敗する事が多くなりましたが自分でトイレにも行けます。日中ずーーーーっと付きっきりでいる必要はありません。noteでよく拝見する寝たきりの親を在宅介護されている方たちに比ぶれば、ワタシはまだまだ介護の入り口にしか居ないのかもしれません。でも、介護度がどうであれ長い期間の介護は時にはツラいコトもあります、あるよね。
だからこそワタシはいつも申し上げております。

みなさま、お気楽に介護を


そして

ツラい介護は笑い飛ばせ


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