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ビカクシダの胞子培養

初めまして、oyayubiplantsと申します。

このブログでは、私が普段育てているビカクシダやチランジア、アガベ等の成長記録や育成奮闘記を通じて、皆様と知識や癒しを共有すべく書き綴りたいと思います。

今回はビカクシダ、リドレイ(platycerium ridleyi)の胞子培養について書きたいと思います。

この度、我が家で胞子培養から育てたリドレイが胞子を付けるまでに育ちました。

胞子を付けた胞子培養株のリドレイ(^^)

自分で胞子から育てたビカクシダの胞子を撒く事が一つの目標でもあったので、無事に胞子を付けてくれた事に感激です。

せっかくの機会なので、我が家で普段行っているビカクシダの胞子の撒き方の紹介と、成長記録を残せたらと思います。(^^)

用意する物
 ①ビカクシダの胞子
 ②タッパー
 ③ジフィーセブン
 ④綿棒

①ビカクシダの胞子
 お好きな胞子を用意しましょう。
 今回は胞子から我が家で育ったリドレイの胞 
 子を使いたいと思います。
 メルカリやヤフオク等でも購入する事が出来
 ますが、胞子の状態で届くと本当にその種類
 の胞子かを確認する方法がないので、信用出
 来る方から購入しましょう。

熟した胞子葉をチョキン!

②タッパー
 お好みのサイズを選びましょう。
 胞子を撒く量や深さ等を参考にサイズを選ぶ
 と良いと思います。

③ジフィーセブン
 サカタのタネさんから発売されているジフィ
 ーセブンです、水苔や培養土等色々試しまし
 たが、私の中では発芽率もその後の成長も1
 番安定していると思います。

胞子撒きの定番!

④綿棒
 胞子を撒く時に使用します。
 程よい量を適度に散らせて撒く事が出来る。

我が家での胞子の撒き方
 ①ジフィーを煮沸消毒する。
 ②冷めたらタッパーにジフィーを引き詰める
 ③胞子を撒く
 ④日にちと種類を記入する


①ジフィーを煮沸消毒する。
 使用時は熱湯で煮沸消毒してから使っていま 
 す。
 小さな虫やその卵、カビ等も生えにくくなる
 と考えられます。

タッパーに並べて
熱湯で煮沸消毒!

 煮沸消毒が終わったら蓋をして冷めたら使用
 可能です。

②タッパーにジフィーを敷き詰める。
 ジフィーをそのまま使用するのではなく、平
 らにタッパーに敷き詰める事で胞子を撒く為
 の表面積を広げる。

ジフィーの周りの紙を切る
まんべんなくジフィーを広げる

③胞子を撒く。
 胞子を綿棒の先端に付け、トントンとまんべ
 んなく1箇所に固まらない様に撒く。

綿棒で撒くとまんべんなく撒きやすい

 

1箇所に重ならない様に!


 撒き終わったら、全体に霧吹きをしてラップ
 をする。(タッパーの蓋より光を通す)

胞子が流れない様に優しく(^^)

④日にちと種類を記入する。
 胞子を撒いた日にちと種類を記入する。

 後は前葉体が出てくるまで、ひたすら放置!
 前葉体が出る日数は種類によって異なり数週
 間から数ヶ月の幅があります。

胞子を撒いて約2ヶ月!

 これが、我が家での胞子培養の方法です。
 前葉体の出方や成長には環境の差があります
 あくまでも我が家の方法と言う事でご参考ま
 でに確認頂ければ幸いです。

 今後も、胞子培養の成長及び我が家での実験
 や植物の紹介等も行っていきたいと思います
 ので、宜しくお願いします。

 

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