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木こりの唄をつくりました

たまご of イノベーターのおやゆびしゅうじです。
武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコースに絶賛通い中です。
授業の一つ、クリエイティブリーダシップ特論の4月12日第1回で、林業アーティストの足立成亮さん、林業建築家の陣内雄さんにお話ししていただきました。めちゃくちゃ面白くて刺激的でした。このnoteでは、足立成亮さん、陣内雄さんからぼくが感じたイノベーターに必要な態度について書きますね。

1. Outwoods

図1

足立成亮さんと陣内雄さんは、従来の林業とは異なる方法で気を切って美しい森を作る新しいタイプの木こりさんです。Outwoodsという屋号を立ち上げ、林業にイノベーションを起こそうとされています。お二人が創作された森林道がとにかく美しくて写真に圧倒されました。

Outwoodsの記事

陣内雄さんのホームページ


2. 林業のイノベーション

Outwoodsのお二人は、林業が衰退し現場が寂しくなっていること、今の林業が森にやさしくないこと、に問題意識を持たれていると感じました。そして、この問題に対するOutwoodsのイノベーションとしての問いかけをぼくなりの理解したのがこんな感じ。解こうとしている問いが従来の林業と全く違うんです。

図3


3. イノベーション態度の抽出

イノベーションを考えるだけでなく現場で実践していくのは本当に大変だと思います。イノベーションを実践する上で必要な態度として以下の3点を感じました。

・ありたい姿を具体的に絵として描く

図2

こんな素敵な絵を陣内さんが描かれていて、足立さんも大切にされていました。ありたい姿を鮮明に脳内に描くって大切だなって思いました。忌野清志郎さんが「将来なりたい姿をマンガに書くべし」と著書「ロックで独立する方法」で書いていたのを思い出します。

・考えるよりまず動く、現場に入る。それから考える

足立さんがお弟子さん(?)に「○○くん、まず現場に入ろうよ。それからだよ」って厳しくかつやさしく答えていたのが鮮明に記憶に残っています。

・現場の機微を発信して人を巻き込む

SNSなどを活用して美しい写真を発信したり、森の魅力を伝えるイベントを街で開催したりしながら、色々な人を巻き込んでいく姿に、理念への共感を増やしていこうとするイノベーター気質を感じました。

4. 最後に

足立さんが今後の課題として、規模感を出していくために大企業と連携したりもしていきたい、でも資金調達とかどうやっていいかもわからない、みなさんに教えてもらいたい、とおっしゃっていました。大企業に勤めるぼくとしては何かできることがないか考えてご提案したい。でもなかなか行動につながるアイデアが思いつきません。なので、せめて自分ができる小さなこととして、きこりの唄を作ってうたってみました。1分くらいの曲です(^ ^)

また、来週! ババン・バ・バンバンバン

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