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アゼライン酸、グルタチオン...一体どんな成分?

最近流行りの成分

 アゼライン酸、グルタチオン、…
最近人気の成分です。これらが配合されているスキンケア商材が多く、選ぶのも一苦労しますね(笑)
 今回は、化粧品会社で商品企画・開発をしている私の観点からそれぞれの成分について説明します。

アゼライン酸

 美容液やシートパックでよくお見掛けする成分かと思います。アゼライン酸は天然由来の酸で、もともとアメリカ・ヨーロッパなどでニキビ治療薬として使われていました。
 効果は「抗炎症」「抗菌」「抗角化」「毛穴のつまり抑制」「ニキビ炎症抑制」「皮脂のバランスを整える」等多くの機能があります。1つの成分でニキビケア、皮脂ケア、角質ケアの3つが適うなんて素敵ですよね(^_-)-☆

グルタチオン

 由来は、医療美容の「白玉注射」で使われています。そしてその主成分がグルタチオンです。白玉と聞くと、「お肌のトーンが明るくプルプル」しているイメージがあり、最近流行りの成分です。
 その主成分「グルタチオン」は、「抗酸化」「美白」機能があります。チロシナーゼの活性を阻害し、メラニンの生成を抑制することで、これらの効果が表れます。白玉注射では体に取り込む量が多いので効果を感じやすいと思いますが、化粧品から取り込む場合は美容医療と比べて少ないので、毎日コツコツと取り入れる必要があります。

成分を理解して日々のお手入れも楽しく!

 今回は、アゼライン酸・グルタチオンについてご説明しました。「どのように肌に良いのか」を考えながらスキンケアに励むと、心もワクワクしてきます。この記事が皆様のベネフィットとなりましたら嬉しいです(^_-)-☆
これからもどうぞよろしくお願いします!


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