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老化恐怖症


老化恐怖症

第1章「老いの恐怖」にどう立ち向かうか

健康診断で「血圧が高い」「コレステロール値が高い」と言われたら「患者に選択権がある」

この中に以下の一節がありました。
 私が皆さんに知っていただきたいと強く思うのは、血圧であろうが、コレステロール値であろうが、それらの数値を薬で下げた群と下げなかった群で、5年後や10年後の死亡率がどう変わるかを調べた国内の大規模調査が「一つもない」ことです。
 海外の研究データを示して「死亡率を下げる」と言っても、説得力がありません。
<略>
 日本の医療界は「薬で数値を下げれば長生きできる」の根拠を、日本人に関するデータによって示すべきでしょう。
<略>
 大事なことは、医師ではなく、患者本人の幸福感が向上することです。「健康のためだから」と好きな食事やお酒を過度に節制してストレスが増すようでは、本末転倒ではないでしょうか、と言いたいのです。

 私も先日、年一回の健康診断の結果が送られてきまして、「精密検査」の要ありと、「紹介状」を同封してきましたが放置しています。
 医者も商売だと基本的に思っています。
 以前も、バリウムの胃の検診で、薄い影が映っています。胃カメラ検査を進められましたが、断りました。
 次年度の検診時においては、まったく異常なしでした。
和田先生の意見にまったく同感です。
 74年も自分の身体と付き合ってきて、自分自身の調子は自分自身が一番よく解っているつもりです。
 般若心経の「無」と「空」の境地をますます極め、残り少ない時間・空間を好きなように過ごしていきたいと願っています(感謝)。


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