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生前とは?

玉置妙憂さんの本を読んでいて、出てきたフレーズです。

「生前」の「生」とは、往生のことです。
往生とは仏教用語で、極楽浄土に往って生まれること。
往生の前だから「生前」であり、現生は次のところに生まれる前の段階という意味です。
「生前」という言葉にはつまり、「人間は死んだら終わりではなくて次に行くところがある」という前提が含まれているということなんです。
こうした言葉をごく当たり前に使っている日本人の感性には、仏教の考え方がごく自然に入っているようです。

ということですが、みなさん、なにげなく「生前中は大変お世話になりました」と行っていますが、「生前」の意味をチャンと理解理解していたかは・・・?

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