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息子がどんな風に生きたいかを聞けるようになりたい

先日、中学2年生の息子の三者懇談があり、
息子は、進路の話から将来どんな職業に
つきたいかを担任に聞かれていました。

小学校の卒業式の時は、
プロ野球選手になりたいと言ってたけど、
今回は答えに困っているようでした。

私も小さいときは色々夢があったけど、
なぜか現実的な職業としての
目標にはなっていませんでした。

考えてみると中学生の時、
定期テストや受験、
部活もほぼ毎日あったし
友達とも遊びたいし、
将来どうやって生きていきたいか
考えるひまがなかったのだと思います。

受験、就職が目標になっていて、
今考えると何かベルトコンベアーの
ようなものに乗って、自動的に
流されているような感じすらします。

就職して慣れてきた頃にやっと、
何で私はやりたくないことをやって、
毎日こんなに疲れて生きているのだろうと
初めて思ったような気がします。

話を聞き合うことをはじめてから
やっと自分が本当は何がしたいのか、
どんなことが好きだったか、
思い出せるようになってきました。

息子が将来何をしたいのか、
必ずしも職業ではなくても
どんな風に生きたいのか、
答えられるように
彼の話を聞いていきたいと思いました。

みき

※この文章は、2015年に書かれたものです。

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