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聴いてもらえる仲間は本当の宝

コロナ禍の状況から
半年以上経ちました。

東京クラスのみんなと
直接会えたのは2月が最後で、
以来オンラインでの
クラスが続いています。

手を握り合って、みんなの温かさを
肌で感じあいながらの
時間ではないのがさみしいけれど、
かつて経験したことのない
困難な状況で、不安や恐れや
いろんな感情が湧き出す中、
心の距離は近くにあって、
話を聴いてくれる仲間がいることの
大切さを改めて感じてもいます。

人と人を分断させてしまう
厄介なウィルスの存在に、
時に振り回されそうになりながらも、
何とか乗り越えてこれたのは
「親の時間」があったからこそです。

ぐちゃぐちゃとか、もやもやとか、
自分でもよくわからないような
感覚や感情を、対等な立場で
聴いてもらえる存在とか
同じ話を何度話しても
大丈夫なんて、通常の
人間関係ではなかなか持てないなぁと。

先日、子どものことを
否定されるような言葉を、
ある人にかけられ、
私はひどく傷つきました。

最初は、多分私の子どものことを
否定するつもりはなく、
ただ感じたことを口にしただけで
悪気はないだろう。
もしかしたら、私にとってよかれと
思っての言葉だったのだろう。
確かに、その人の言うその通りだから
言われても仕方がない。
と、色々考え、何とか自分の気持ちを収め、
やり過ごそうとしていました。

でも、どうしても気持ちが
もやもやして、「親の時間」の
みんなに聴いてもらいました。

自分の傷ついた気持ち、
許せない気持ち、怒り、悲しみ、悔しさ・・・
一度全部言葉に出してみたら、
たくさんあふれてきて、
その後、胸がスーッとしました。

自分の傷ついた気持ちを認めてあげて、
自分のことも子どものことも
大事にできたような気がしました。

ああ、私はこれまでもこうやって、
「傷ついた」とも言えず、
傷ついた気持ちを後ろに追いやって、
自分を責めてみたり、
相手の思いを汲もうと
してきたことにも気づかされました。

聴いてもらえる仲間って・・
本当に宝です。

みきちゃん

※この文章は2020年9月に書かれたものです。

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