見出し画像

私のそばには大切な人がいる

コロナウイルス感染対策や外出自粛を
要請されてから2カ月が過ぎました。

感染抑制のひとつが
ソーシャルディスタンスと名付けられ、
人との距離をとるようになってから、
なんだかさみしい気持ちが
わいてくるようになっています。

大切な人たちと会う機会も減り、
当たり前のように一緒にいたり
近くで話すことができないのが
自分にとってこんなに
こたえるとは思いませんでした。
社会の制限された状況に疲れ、
人の優しさや愛情に敏感に
なっているのかもしれません。

4月の誕生日に家族や友人たちから
メッセージをもらった時、
私のことを思ってくれる人が
いることに
とても感激してしまいました。

特に、関係がうまくいっているとは
言えなかった姉から何年かぶりに
誕生日メールをもらい、
嬉しくなりました。
いろいろあったけど
今は私は姉が好きだし、
姉から好かれていることが事実で、
素直にそれを受け入れて
いいと思うのです。

素直にと言えば、
幼児は自然に優しさや愛情を
見せてくれます。
託児や遊んでいる時、子どもたちは
今この人と一緒にいて何をしよう、
どうやって遊ぼうと考えたり
楽しんだりしていて、
先々のことを心配しながら
過ごしてはいません。
その時その時を一生懸命に
生きているように見えます。

制限されているなかで、
気をつけたり対処することはあります。
でも、先の心配ばかりしていて
今つながっている人との関係まで
遠くする必要は全くありません。

私のそばには大切な人たちがいます。
それが事実ということを
忘れずにいたいと思います。

ちほ

※この文章は2020年5月に書かれたものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?