おとなになっていく娘もかわいい

私の娘は春に19歳になります。
自分のしたいことがあって、
娘は15歳から私たち家族と
別の町に住んでいます。

私は娘のやりたいことを応援したいし、
どんな人生を送るか
見守りたいと思っています。
そんな中、この前ふと娘の成長に
涙が出てきてしまいました。

小さい頃から自己主張の強い子どもで、
そのことを正直可愛いと思えない時も
ありました。

私は年子で子どもを出産したので、
忙しくて余裕がなくなる時には
「早く大きくなってくれたら楽なのに」
と何度思ったか知れません。

でも現在、時々帰省して家で
のんびりしている娘の姿に
「ずいぶん大きくなって。
大人になっていくんだな」
という感慨深さと、
どんどん自分の道を歩んでいくことへの
さみしい気持ちがわいてくるのでした。

同時に、子育てに余裕がなくて、小さな娘を
可愛いと思えなかったことが辛かったし、
残念だったという気持ちも思い出します。

「大きく生きていってほしい。
でも大人にならないで」
言葉にすると笑っちゃうのですが、
そんな気持ちが交錯するのです。

いろんな感情がわいた後、私はあらためて
今の娘が本当に愛しい人だと気づきました。
大人になっていく娘も
ただただ可愛いと思えるのです。

物理的に手をかけることは
ほとんどなくなった今、
一緒にいられる喜びを感じながら
娘とかかわれたらいいなと思っています。

次に会える時にはどんな娘が見られるのか
とても楽しみです。

ちほ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?