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息子とわたしのオリジナルな関係

4歳直前から一年あまり、
「親の時間」の託児に通っていた息子が
先日成人式を迎えました。

あんなに幼かった人が、
顎から髭をはやし、
ややもすると酒の臭いをただよわせ、
なんなら家にも帰って来ないわけです。

産まれたときは
3kgほどの大きさだったのに、
20年でこんなに大きくなるのは、
当たり前といえば当たり前なのですが、
よくよく考えてみると
不思議な気もします。

5歳頃から地道に休み休み
スペシャルタイムをとり続けてこられたのは、
「親の時間」のクラスがあったおかげです。

スペシャルタイムを子どもにとることが
苦痛だった私は、
このクラスがなかったら
続けられなかったと思います。
そして、スペシャルタイムを
とっていなかったら、
今の私と息子との関係は
違っていただろうと思います。

どう違ったかは説明できないけど、
スペシャルタイムのたびに、
何かしらの彼の変化は体感しました。

私に対する信頼度、安心感、
彼のそこはかとないというか
根拠のない自信。
そんなものが、少しづつ少しづつ
積み重なってきたような気がします。

途中、あまりにも息子と私の関係が
自分の親と私との関係と違いすぎて、
本当にスペシャルタイムを
とりつづけていいのだろうか?
と疑うこともありました。

今もうまくいかないことは
多々あるけれど、
自分の親との関係とも、
夫と息子との関係とも、
他のどんな人とも違う、
私と息子のオリジナルの関係性を、
楽しく心地よく感じています。

成人した息子といつまで
スペシャルタイムをとるのか…
考えどころですが…
とらせてくれるうちは、
とらせていただこうかな〜

みき

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