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痛みには色々意味がある

「親の時間」のクラスで「前歯が痛い」ことを
聞いてもらった後に、小学生の頃の
あだ名や口にまつわる事を思い出しました。

私の前歯が大きくて、目立っていた?
確かそんな理由から「ビーバー」
と呼ばれていました。
更に、アデノイドという病気で
口呼吸の私は、いつも口をポカンと
開けている子どもでした。
そんな私に、母は「口を開けっ放しだと
バカな人みたいだから閉じなさい!」と
下顎を手でグッと押し上げたりしました。

私は爪を噛む癖もあって、噛む度に
「爪を噛んだら出っ歯になるよ」と
脅されたものです。
今回、前歯が痛い話を聞いてもらうまで
全て忘れていたことでした。

自分のどの部分も、否定したくないし
他人からも否定されたくもありません。
私は100%素晴らしい存在だからです。

とは言え、子どもの頃は親の意見が
絶対正しいと信じていて、
親の言葉に疑問すら持ちませんでした。
それが、52年経った今でも
根強く影響され、自己否定になるため
自分の人生に難しさを感じています。
自己否定は生まれ持ったものではありません。
成長する過程で出会った人間関係、
環境で、誰かや社会に否定されるため
否が応でも持たされてしまった思考です。

私の外見から付けられたあだ名や、
ありのままの私を否定する言葉や脅しは
思い出せばたくさんあります。
これらの一つ一つを思い出し
それを完全に否定して受け入れない。
これらの出来事が間違っていると
気づくことは大きな意味があります。

「私の歯は可愛い」
「私はこの大人の歯がとっても自慢なの」と
当時に戻って思ったことを言ってみたり、
「私はバカじゃない」
「爪を噛んでも出っ歯にはならないよ」
と正しい情報に元づいて
子ども時代に言われたことを否定する。
そうすることで、自分が否定された
過去の経験は間違っていたのだと
気が付くことが出来る様になります。

今回、私の歯が痛かったことを話して、
自然と歯にまつわることに
気持ちが向いていきました。
身体が「歯に注目して!」と
教えてくれたのだと思います。

子どもの頃の話は継続して
聞いてもらうとして、
歯科にも早速予約を入れました。

痛みは色々な意味があり、それを体が
教えてくれているんだなと、
あらためて自分の賢さに気付きました。

としみ

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