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手が届く距離に人がいる幸せ

先月、高校時代の親友に会うために
東京へ行ってきました。

彼女とは在学中も卒業後もよく遊び、
お互いの人生に深く
関わりあった関係です。
10年以上前に
彼女が東京に引っ越してからは、
お互い子育てもあり、
あまり会うこともなく、
年賀状だけのやり取りが
続いたこともありました。

コロナになってからオンラインで
何度か話す程度で、物足りないながら、
なんとなくそんな関係が
あたり前になっていました。

そんなある日、
「思いきって東京遊びにおいでよ!
二人でホテル泊まってさ、ゆっくり喋ろう!」
と、彼女からの提案。

仕事もコロナもあり迷いましたが、
思い切って誘いに乗ってみることにしました。

駅で出迎えてくれた彼女とハグをして
会えた喜びを感じ合いつつも、
面と向かって会うのが久しぶりすぎて、
なんだかすごく照れくさい再会でした。

最近では友人との交流は
オンラインですましてしまうことも多く、
画面を切ってしまえば
すぐにひとりに戻ることに慣れているなかで
ご飯も移動も買い物も、
着替えも寝るのも散歩に行くのも
ずーっと大好きな友達と一緒に
いられるのがなんだかとても幸せで、
いつも一緒にいた10代のあの頃を
思い出し懐かしい感覚でした。

そして帰りも空港でしっかりハグをして、
何度も手を振って別れました。

手を伸ばしたら届く距離に人がいて、
何気ない会話や日常の時間を
共有できるって幸せなことなんだなと
改めて気が付いた愛情あふれる二日間でした。

こっちゃん

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