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【自己肯定感を育む】規格品のお野菜が好き?個性豊かなお野菜が好き?

僕は子どもたちの根っこに自己肯定感があるといいなと思っています。
自己肯定感はそのままの自分で素晴らしいという感覚。
〇〇ができる自分はスゴい!とか他の子より〇〇ができる自分は素晴らしい!とか、そういう評価や比較の世界とはまるで違います。

お野菜、たとえばニンジンに例えると、色や形が揃ってる規格品のニンジンが良いニンジンと考えるのか、色や形はまちまちだけど個性たっぷり栄養たっぷりのニンジンが良いニンジンと考えるのかは農家さんとお客さんの考え方次第です。

ただ僕がニンジン自身なら、好きなように日を浴びて、好きなように根と葉を伸ばし、自然の養分を吸収して、好きな形になりたいです。

世の中はとかく規格品のお野菜を作りがちです。
規格品になるプロセスは厳しいので、善し悪しや優劣のジャッジが常につきまといます。
その行動はダメ、その考えはダメ、そのやり方は良いけどそっちはダメ。

世の中そういうもんだ。社会はそうなってるんだ。だから早くから慣れることも大切だ。
と言われたら確かにそうかもしれません。

だからこそ、せめて幼児期くらい思いっきり自己肯定感を育んでほしいと僕は思ってます。
たくさんの経験をし、ジャッジされず、自分自身に誇りを持ち続ける体験をしてほしいと思ってます。

僕がいまやっているおやまのようちえんでは、虫やトカゲを捕まえたり、川に飛び込んだり、毎日自然の中でただただ気の向くまま、心を満たしながら過ごしています。

おやまのようちえんの日常がベストかはわかりません。まだまだ未熟で努力不足なとこもたくさんあるし、合う子も合わない子もいると思います。
それでも、子どもたちが自分として生まれてきて良かったと思える、そんな日々をこれからもずっと模索しながらやっていきたいと思ってます。

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