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要は頑張れ

頑張れ。自己啓発は要約すると「頑張れ」だと思っています。自己啓発本は本屋さんに行くと目のつきやすいところに置いてあるように人気があります。私自身も何冊かその類いの本を読んだことがあります。その時に気がついたことが2つあります。「頑張れ」と「行動」。自己啓発本は要約するとこの2つのワードで片付きます。この2つのワードは基本的にポジティブに受け取られる言葉です。特に自己啓発本を求めるような少しやる気が高まっている状態でこの類いの言葉を投げかけられると気持ちがいいです。ここでこの気分のまま前進することが出来るならば自己啓発本は良いガソリンだと思います。しかし、このガソリンは燃費が悪いように思います。実際、私自身も直ぐガス欠を起こしました。もし、自己啓発本が燃費が良いガソリンだった場合、王道数冊で事足りてしまうので新刊が続々と出てこない、あるいは大々的に宣伝されないと思います。皮肉にもこの王道は存在しており、良い火種として同じようなものが紹介されているのを見かけます。あくまでこれは個人の感想に過ぎないのですがこのような考えを持ってしまったために自己啓発本のメッセージである「頑張れ」が依存性のある気味の悪いささやきに感じます。

実際、何かをしようと思い読書→自己啓発の流れはごく自然な流れだと思います。自己啓発のメッセージもシンプルなもので大切です。私はこのメッセージは次の一歩を踏み出すことに対する自分への試練のメッセージだと受け取っています。著者は実体験を元に語りかけ、読者にあなたはどうすると問いかけているのだと思います。

行動できるのは○人。継続できるのは○人。結果が出来るのは○人。

至極当然のことをモチベーター的な人が言ってるのよく見かけます。まあまあ拡散されているのを見ると少し嫌な気分になります。みんな出来たら苦労しないという感じに。やるかやらないか、出来るか出来ないかのシンプルな理を魅せるように語るから変に自己啓発の沼にはまる人が出るのではないでしょうか。何かをやるひとはそんな言葉を聞く前に黙々とやっている気がします。自己啓発やモチベーションはとても大切なことだと思いますが、変に囃し立てられていることに違和感を感じます。コンプレックス商材やマインド面に関わる商材は煽ったり魅せたりすることで人の心に訴えやすいというのは承知ですが、少々煩わしい思いがあります。頑張るのは当たり前と口で言うのは簡単です。しかし、頑張るのはとても大変です。疲れます。このギャップとの戦いをどのように制するか。

難しいところです。

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