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【詩】ひとりだけ

ぼくの両腕には

抱え切れないほどに膨らんだ

臆病な自分が住んでいて

友達やら家族やらの

居場所はもう残っていない

ひとりだけ

会えたらいいなと思う人がひとりだけ

その人と歩いていける未来を

臆病と2人暮らしのぼくは

よくそう想う


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