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メイキングオブPodcast

「らしさでつながり、みんなで役立つ」とは『お役立ち道ねっと』のフレーズで、あり方の理念です。

それを伝えるために、毎週水曜日に動画コンテンツを投稿しています。
そこに、もっと「らしさ」を出すにはどうしたら良いのか?
私たちは考えました。


投稿しているコンテンツはかなり専門的であり、企業・経営者にとっては大切な知識であるのですが、実際にいま働いている私たちにとっては「どうしたらいいの?」と言われるような表現になっていることもあります。


そのため、これから起業しようとしている人にとっては、今後とても必要になる内容ですが、拙速に「なるほど!」とはなりにくい。


どうしたらいいんだろう?


そこで、「らしさ」を大切にする私たちは、音声コンテンツの開発に注目しました。

音声コンテンツは、動画と比較すると情報量が少なくなり、またYouTubeのような爆発的な拡散力には欠けます。

しかし、気軽に他の事をしながら聴くことができることで「ながら」聴取をする層へ向けて生活の中に取り込めることができます。


「自分らしく暮らす中にある学び」というコンセプトで、毎週水曜日に投稿される動画コンテンツを気軽に聴けるラジオ番組のように、再構築することにしました。


おやくだち Do-Café



このように、ラジオなどの音声コンテンツは常習性があり、出勤途中や家事をしているなか、仕事のBGMとして生活の中に取り込むことができます。

耳から直接語り掛けることで、パーソナリティへの親近感はテレビのそれと比べても大きな割合を占めることがデータとしても証明されています。

テレビに比べてリラックスしたパーソナリティの素の部分が感じられて好感度が高く、永きにわたって愛される「ファンづくり」ができると芸能界でもラジオを大切にする動きがあります。

広告なども効果が高い事が証明されています。

出典 株式会社ビデオリサーチが運営する「VR Digest +」
公開日:2023.01.16 https://www.videor.co.jp/digestplus/article/73827.html
『見えてきた「ラジオ」の拡がり【VR FORUM 2022 レポート】』


『お役立ち道ねっと』をクリエイティブ面でサポートするスタジオエランも早くからラジオ(Podcast)の重要性を感じ取り、様々な番組制作を行ってきました。

そうしたノウハウの中から、もっとも『お役立ち道ねっと』を引き立てる番組構成にするために最初に立ち上げたのが『OYAKUDACHI-Do-Café』
ラジオだからと、パーソナリティが何の工夫もなく話すだけでは埋もれてしまいます。

お役立ちDo-Café


個性と常習性を高めるために、しっかりとした設定とそれの再現性を引き上げる「音空間」の造形を大切に、職場とも家庭とも違う「第三の居場所」としてCaféを設定。
そこの常連とマスターとの会話として構成することで「学び」を自然に聞き入れられるものとして作成し、配信しました。



その先にある、より具体的な内容をスムーズに理解を得るために、新番組『StudioOYAKUDACHI-Do』をスタート。

おやくだちDo-caféのマスターの兄(姉)が経営するクリエイティブ・スタジオは朝からとっても賑やかです。 クライアントにとって、社会にとって私たちにできる「お役立ち」をテンション高めにトークします。


こちらは広告デザイン会社を舞台に、より会社として、社会人としての題材に「わかりやすく」も「面白い」をスローガンに作成しています。

ちょっと毒舌な社長(姐さん)の軽快なトーク(朝のミーティングという設定)で一気にリズミカルに聴ける「令和時代のビジネスサウンド」を目指しています。


制作過程は、毎週水曜日に投稿される『お役立ち道ねっと』のコンテンツを読み込み、咀嚼して因数分解して再構築する構成を創る。それに沿って「姐さんならどう言うか?」という脚本を作成。元々は舞台脚本家でもあるクリエイター篠原有利(ゆーりママ)の真骨頂。

次回は、こだわりの音声編集についてお話ししたいと思います。

篠原有利(ゆーりママ)