語学学習のお手本くん。

バイリンガル家庭の鉄則は、一親一言語だそう。我が家も一親一言語。私は子どもたちに日本語でしか話さない。周りがスウェーデン人だらけでも、私は基本日本語。そのお蔭で、息子は見事にバイリンガルとなった。今や、父とスウェーデン語で話した直後に、母に日本語でその内容を話してくれる同時通訳者。日本語に訳せない単語はそのままスウェーデン語で話すので、私は同じ内容を日本語で繰り返す。そうすると、すぐさま口に出して言うので、その単語を覚えてしまう。これには毎回びっくりさせられる。と同時に、語学学習ってこうやってやるもんなんだ、と実感する。

そう、私のスウェーデン語は今や後退、後退で人と話すのが恥ずかしいくらいのレベルになってしまっている・・・言い訳にしちゃいけないけれど、言い訳しちゃう。子どもが生まれてから一貫して日本語を話しているからなのだ!スウェーデン語のアウトプットが全然できてないからなのだ!

息子は新しい単語を耳にすると、直後でなく数日後でも、突拍子もなくその単語を口に出すこともある。へ?なぜ今その単語を??と思うけれど、そんな事お構いなしにアウトプットすることで、新しい単語をどんどん吸収していく姿を見て、やっぱりアウトプットって大事!と教えてもらっている。息子は私の、語学学習のお手本くんなのだ。しかし、大人になって変に羞恥心なんてものを持ってしまった母は、なかなかそれができないんだ・・・なんて言い訳は、もうしないようにしないとね。お手本くんをお手本に、母もバイリンガル母さんになるぞっ

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