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こどもはおやつナシでも大丈夫なの?「間食=悪」ではない!3度の食事だけでは足りない栄養を補おう

「おやつ」っていい響きですよね。
私も小さい時は3時のおやつの時間が大好きでした。
私は甘いものが大好きだったのでおやつ=甘いモノという認識だったせいかおやつの時間を待ち遠しく、とても楽しみに感じていました。

こどもはおやつを食べない方がカラダにいい?

3時のおやつ、もし食べさせずにすむのなら食べさせない方がこどものカラダにいいって思ってませんか?
こどもが甘いモノやカロリーを摂りすぎてしまうことを心配する保護者の方は多く、出来ることなら間食させたくない、と思っている保護者の方も多くいらっしゃいます。
おやつや間食は楽しみのためだけに食べるもので、食べなくてもいいものだと考えているからです。

「間食=悪」ではない!「補食」と考えよう!

実は成長期のこどもにとっておやつ(間食)は成長に不可欠な大切な「補食」なのです。
3食の食事で足りない栄養素を摂取するチャンス!
もちろんスナック菓子などの食べすぎや、だらだらずーっと食べているのはよくありませんが、是非おやつの時間に補食としてこどもに何かしら食べさせてあげることをオススメします。

なぜ、こどもには「補食」が必要なの?

こども(特に小学校中学年程度まで)は消化器官がまだ未発達なため、おとなのように一度の食事でたくさんの量を食べることがなかなか難しいのです。
その一方でこどものカラダの細胞は目まぐるしく生まれ変わっているため、その新陳代謝に必要な材料を充分な量摂取するには、3度の食事の他に補食でおぎなってあげる必要があるのです。
こどものカラダの成長には補食は必要不可欠なのです。

スナック菓子はダメ?何を食べさせればいいの?

そんな私のムスメも甘いもの大好き!
アイスクリームやチョコレートだって大好きです。
ただ、おやつってスナック菓子や甘いモノばかりあげていても大丈夫なのでしょうか?

ムスメが保育園の帰りに「今日のおやつ、おいしかった!」と言う日も増え、そういう日に給食の献立表をみてみると、ムスメの好きなおやつの献立は甘いおやつの日ばかりでないのに気づきます。

<ある週の保育園のおやつ献立一例>
月:もちもちドーナツ/牛乳
火:じゃこわかめおにぎり/牛乳
水:お豆腐ブラウニー/牛乳
木:ウインナーパイ/牛乳
金:2色おはぎ(つぶあん・きなこ)/牛乳

いかがですか?
おやつ(間食)=補食という考え方に沿ったメニューですよね。
意外とムスメたちは甘いメニューの日だけではなく、おにぎりなどの日も楽しみにしている様子です。

市販品でもOK!賢く選んで栄養を補おう!

保育園の給食室で手作りするようなおやつを、毎日自分で用意するのは大変ですが、市販のものでも選び方やアレンジ次第で立派な補食になります。

いっぱい動いてたんぱく質が足りないな、と思う日には卵と牛乳が主材料のプリンやソーセージパン、たまごサンドなどを選ぶといいですね!
野菜をあまり食べてくれずビタミンが足りないなと思う日は、市販のヨーグルトに生のフルーツをたっぷり入れたものやバナナなどを選んでも。
量に気をつければ甘いおやつもエネルギーが足りないと思う時にはOKです。
カルシウムやたんぱく質が摂れるチーズを使ったパンやお菓子などもいいですね!

こどもはおやつ(間食)を食べた方がいい理由、わかりましたでしょうか?
できるだけ中毒性があってたくさん食べたくなるような、味の濃いスナック菓子やチョコレートやジュース、だらだら食べがちなキャンディやキャラメルなどの嗜好品は少なめにして、何かしら栄養が摂取できそうなアイテムを賢くチョイスして食べさせてあげられるといいですね。


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