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食事の支度を楽にする3つの方法

しばらくぶりの更新となりました。

やっと「やる気」が帰って来たようなので、またぼちぼち書いて行こうと思います。
よろしくお付き合い下さいませ。

ずっとやる気が家出していたこともありますが子供達と夫が在宅なので、ほぼ毎日昼食夕食は作っていました。

何を作っていたかと言うと、肉野菜炒めまたは丼ものと汁物です。
毎日一汁一菜でした。


食事のハードルを下げる

特にお昼は子供達の授業時間割と夫の就業時刻に合わせていたため、昼休みが40分しかなく、昼休み開始とほぼ同時に昼食を食べ始められるように用意しないといけなかったので、子供達の勉強を見つつ、家事を片付けながら昼食の支度をしていたのですね。

とにかく時間に食べ始めないと昼休みが取れないので、時間通り食べ始められる事と、午後の勉強や仕事に差し支えないようなメニューに…と思うと必然的に一汁一菜、丼もの、ワンプレートになると言うものです…

そんな時に、どうやって献立を決めていたかなのですが、時間がないのでパパッと作れる炒め物になりがちでした。
煮物などの煮る料理って意外と時間がかかるものですよね…炒め物ならフライパン1つで作れますし。

「献立を決める」と書きましたが、実際には決めていませんでした。
とにかく冷蔵庫の中にある薄切り肉と野菜を切って炒め、使いさしのソースなどの使い切りたい調味料で味付けしました。

そう、「名前のない料理」です。

「献立を立てよう」と思うと料理名を挙げないといけない気がしますが、初めから「献立を決めない」と決めてしまえば、なんてことはありません。


名前のない料理でいい

冷蔵庫から食材を出し、食べやすい大きさに切って、炒めて味を付ける。

この手順だけ決めておけば、考えなくても手だけどんどん動かしてたら、あら不思議!おかずが一品出来ちゃうんですね。
付ける味も、何にも考えたくなかったら塩です。

誤解を恐れずにちょっと乱暴なことを言うと、だいたいの食べ物は炒めて塩振ったら美味しく食べられるます。味気ないとか、物足りないとか言われたら、コンソメの素や鶏ガラスープの素、出汁パックの中身など、うま味の多いものを入れたりちょい足ししてみて下さい。

塩に飽きたら醤油です。
醤油は塩分だけじゃなくてうま味も入ってます。素晴らしい調味料です。

「今日の夕飯なに?」

と聞かれたら「◯◯と△の炒め物」とか言えばいいんです。

私は、塩→醤油→オイスターソース→めんつゆ→塩…みたいなローテーションで、食材はお肉と野菜を2〜3種類、冷蔵庫にあるものの中から選んで作っていました。

ですから、この間の買い物も「炒め物と汁物向きな野菜」と、火の通りやすい「薄切り肉」ばかり買っていました。ブロック肉は火を通すのに時間がかかるからです。
魚でもいいのですが、魚を焼くと他に野菜たっぷりのみそ汁か、野菜の副菜を作らないといけないから頭を使うんですよ…


抜ける手は抜く

ちなみに我が家のみそ汁やスープは、ほぼ具が2種類です。豆腐とワカメ、玉ねぎと油揚げ、かぶの葉とかぶ、かぶのみそ汁の時はかぶしか使ってませんね…

時々は豚汁やけんちん汁も作りますが、基本は2種類で、出汁も煮干し粉です。煮干し粉なら魚の栄養を丸ごと摂りやすいし、顆粒だしの素と手間が変わらないのでおすすめです。もちろん煮干し粉ではなく粉かつおや昆布粉でもOKです。

みそ汁の出汁にそんなに手間をかける必要なんて無いですし、それも面倒ならみそ玉を作っておいてお湯を注ぐだけにすればいいんです。
自家製インスタントみそ汁の素です。

みそ玉はみそに乾燥具材と出汁粉を入れたものなので、子供でも作れますし、誰かに頼んでも良いと思います。
1食分ずつラップに包んでおけば、冷蔵庫で3〜4日日持ちしますのでまとめて作っておくことをおススメします。

…と、こんな具合にやる気が家出中をやり過ごしていました。

色んなところで言ったり書いたりしていますが、日本ほど家庭料理が豪華な国ってありませんよ…
毎日の食卓に中華やフレンチやイタリアンのメニューが並ぶような国は他にほとんどないんです。

もっと気持ちを楽にして、肩の力を抜いて良いんです。
無理せず、出来ることだけで済ませちゃいましょう!

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!