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そら豆(有機栽培)の収穫

産直野菜作り講座、第5回目は有機栽培の研修です。

島根県大田市にある島根県立農林大学校に行ってきました。

こちらの大学校では、農業者及び森林管理技術者の養成を目的に養成部門と研修部門の2部門からなっています。

養成部門は農業科と林業科の2つ、農業科はさらに野菜・花き、果樹・肉用牛・そして有機農業と5つの専攻コースに分類されます。

今回は、平成24年度に新設された有機農業専攻コースでの研修でした。

遠くに見えるのが研修棟。すごく広い(^_^)/~

まずは研修室にて、先生から有機農業と有機農業専攻コースの概要について説明を受けました。

ちなみに、島根県は有機野菜の作付面積が全国1位で、県としても有機農業の担い手を育成する体制を整備しているそうですよ。

この学校での栽培品目は、

 野菜~ハウス(トマト、メロン、ピーマン、パプリカ、いちご、葉物)

    露 地(ネギ、さつまいも、かぼちゃ、キャべツ、そら豆など)

 作物~コ メ(4種類)、大豆

特にイチゴとメロンは2年前から取り組んでいて、販売所での人気商品になっているとの事。イチゴやメロンの無農薬栽培ってスゴイ!

先生によると、有機栽培は雑草や害虫対策が重要なテーマ。

学生達の卒論も害虫忌避や除草方法の検証が主なテーマになっているようです。

また、除草道具を手作りしたり、堆肥作りにもいろいろと工夫されていました、さすが研究機関!

写真はボカシといって、米ぬか・油粕・鶏糞を合わせ2週間かけて作る肥料。温度が60度以上にならないように1日に2~3回かき混ぜるそうです。

さつまいもの植え付け作業をしている学生さん達。

有機栽培は少量多品目が基本との事。こちらの大学校でもいろいろな野菜を作り、近くの産直野菜市場で販売しています。

これはサンチュとも呼ばれるチシャ。

いよいよ今回の実習、そら豆の収穫です。先生の説明を受けてからハサミ片手に畑の中へ。

一人あたり3㎏を収穫しました。

その後、作業場に移り選別から袋詰めまでの出荷作業を行いました。

一袋500gで約200円で販売するようです。メッチャ安いヽ(^o^)丿

さやの傷んでいる物からは豆を取り出して別詰めに、そのうちの少しを茹でで試食させて頂きました。

取れたてのそら豆は甘くてとても美味しかったです。しかも無農薬!

ちなみに私が茹でました。塩加減がちょうど良いと褒められましたよ(^o^)

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