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高浜町おやジィーの会〜おやジィ達の挑戦〜

プロローグ -テーマソング「おやじの夢」より-


「おやじってなんだろう 若いころは気が付かなかった

仕事に 子育て 振り返ってみれば 無我夢中

おやじってなんだろう こんなに早く定年迎えるなんてぇ

もっとやってみたいこと 決めときゃ良かった」

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高浜町おやジィーの会のテーマソング「おやじの夢」のプロローグです。

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地域の皆さんとの交流会でご披露しました。少しモダンなテンポリズムですが、一生懸命練習してのステージです。普段カラオケで演歌しか歌わないメンバーも、頑張って挑戦します。

おやジィーの会とは?

勤めをリタイアして、第二の人生。自分のやりたいことだけやろう、趣味に、ゴルフに、旅行に、料理に等心に決めて新生活に臨んだものの、半年もするとなんかおかしい、こんなんでいいのだろうか。まだまだやれることはあるのでは、、、

新たな仲間とともに。ジィーの居場所づくり。
といっても、地域の中では語り合える友はいない。男は黙って、、、の世界にいたジィーたちにとって自分から進んで話す場へは参加するのはおっくうだ。誰か呼びかけてくれまいか。それでは、一度集まってみて話してみませんか、と声をかけてみたら10名近くの方が手を挙げてくれました。メンバーは公務員、消防員、電力関係、地元企業の勤めをした方などいろいろ。何かやってみたい、やってみよう、自分の若返りのためにも頭を使ってみよう、できれば地域のボランティアにも参加してみたい、志のある方です。

2013年6月メンバーが集まりました。定期的に顔を合わせ自分たちが知りたいこと、勉強したいこと、やってみたいことに挑戦しよう、となりました。月一回以上の定例会、そしてボランティアとして高浜町社協が行っている給食弁当配達ボランティアに参加することにしました。

ところで名前はどうする、リタイア世代の会、ゴールドの会、生きがいの会など出ましたが、あまり方ぐるしいのではなく、ズバリ「ジィー」をかんむりに「おやジィーの会」としました。何ともかっこ悪い名称ですが、これもよし、としました。

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和気あいあいのたまり場、にぎやかに。

ジィーが集まり2021年6月で8年目!

■2017年〜2019年の活動は、HPブログにあります→こちらへ

こんな活動をしています。

◎知りたい話題を勉強、意見交換します(月一の月例会)
月1回の定例会では、自分たちが今聞いてみたい、知りたいテーマを選び、外部講師に来ていただき話を伺います。

町の話題、健康づくり、税金・相続問題<インターネット・スマホ、免許返納などテーマはいっぱい。講師には町の保健師さん、介護士さん、町づくり担当者、栄養士さんなど、いろんな方に来ていただき、勉強し意見交換しています。講師にとっても、ジィーの反応を見る、生態を知る絶好の機会として関心を集めています。

◎地域ボランティア参加(給食弁当配達を通じて)
また何かできることをしようと、ボランティアに参加しています。

町社会福祉協議会が高齢者などの安否確認を行う生活支援事業の「給食弁当」配達ボランティアに参加しています。週2回、調理担当ボランティアのご婦人方が作ったあったか弁当を会員がマイカーで配達します。「お元気ですか」。大きな声で訪問すると、軒先で楽しみに待っている方も見えます。

なじみの方も増え、配達だけでなく世間話に花が咲くこともあります。会員自身が、配達を通じて元気をもらっている感じです。

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◎おジィーさんだけのサロン

「ジィー専科」弁当配達を通じて、見えてきたのが「おジィーの一人暮らし」の孤立化です。おバアーに比べ、ジィーの一人暮らしは食事、洗濯などの日常生活、近所づきあい、買い物など厳しさが想像に値するものがあります。

遠隔地で一人で暮らすおジィーさん宅をたまに伺うと、せっかく来てくれたんだから話をしようと、呼び止められます。こちらは次の弁当配達先がありますのでゆっくり話をできません。メンバーから、「それじゃー、おジィーさんばかりのサロン」をやってみよう、それが月一回のサロン「ジィー専科」を開催となりました。会員が進行役となり、参加したおジィーさんの話を促します。最初は静かですが、関心のある話題、例えば戦中時代の体験話などになると、皆さん、話が弾んでいます。

◎町民さんとの交流会カフェ・バザー開催
おバアーは入れてくれんのかいや。最近、活動が知られてくると、冷やかしのお言葉をいただきます。

年に一回ほど「地域交流会」を開催します。自分たちだけでなく、今話題のあるテーマで同世代の方と交流しよう、と町民に呼掛け行っています。前回は。同世代の関心ごとである「最後の最後をどうする、エンディングノートのつけ方」として講演してもらい、オカリナの演奏を聴きながらコーヒータイムとしました。また赤い羽根共同募金協賛のバザー「おやジィーの一品」も行い好評でした。

◎人生楽しく、100歳時代のジィーを生きる

まだまだ現役、とは言いませんが、頭を鍛えて、ボランティアを通じて地域参加しよう。人生、楽しく生きよう。ポジティブなおジィーの集まりです。


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