「かたち」創るは高校生活act2

前回の記事、拝読ありがとうございました。初めてなのに評価いただいて嬉しい限りです。
 今日書くのは前回の続きです。お付き合いの程よろしくお願いします。


 前回のあらすじ
水産系の学校に入学した我々は4月〜8月くらいまでカッターに乗ることになり教官に他する恨みで結束が高まった。学校生活は順調、勉強は不調、恋愛は無用(強がり)って感じで2年生になった。

さて高校2年の話ですが、端的に言うとよく覚えていません!! 待ってください、戻らないでください。大切な読者様。
友人にも聞いたのですが、どれもぱっとしないんですよね。まぁメインの話がないだけで細々としたエピソードはありますが。なので個人的にはこうおもいました。

高二 専門的な小さなコミュニティを作り上手く生きる。

ですかね。前回では協調生が産まれ、うまいことクラス一丸になりました。その後、二年生になると学部のようなものが二つに分かれます。
航海士志望なら航海系。機関士志望なら機関系。のように40人のクラスを分けます。航海系が25人、機関系が15人くらいになりました。
 で、これなんのために分けるのかというと、それは三年生編で...
その後我々のクラスは二年生になっても変わらず同じメンバーなんですよ。まぁその理由も三年生編で...(引き伸ばしではなく、そうしないとわかりにくくて...)

 それで、私は航海系に進みました。理由は身長が高いので頭ぶつけまくるからです。仲のいい友達も数人は機関系に行ってしまいましたが仕方ないです。
 航海系は何をするかというとガッツリ船の勉強です。中学生かどっかで習った速力、時間、距離の計算や、船の種類、役割、国内の海関係の法律...夏には小型船舶の免許取得など。残念なことに私はできるタイプではないので苦労しました。幸い評価点は稼げて単位は落とさずに済んだのですが。
 それまであまり話さなかった頭のいいやつとたくさん話して、仲良くなって勉強教えてもらったり、課題忘れたらジュース奢って助けてもらったり、一般的な男子高校生でした。社会人になった今ならわかるんですが、やっぱり何もなしに見せてもらったり、教えてもらったりするのはあまり、というか普通によくないです。
「報酬がなければやってくれないなんて友達じゃない!」と言いたい気持ちはわかります。一定数はいると思います、そういう人と実際そうやってくれる人。
ですが、それこそ本当に友達なのか、対等な関係なのかと私は思います。どこか隷属させているのではないか、威圧的な態度になってないか、すこし思い返すと弱みを無意識に握り振りかざしてないか、いちど振り返ると良いと思います。
 コンビニで商品を持ち逃げしたら窃盗です。それと似た認識でいいと思います。

 報酬がなくても直ちに亀裂は入りません、それが続くと軋轢は次第に大きくなると思います。友達を続けるために報酬は必要ありませんが、それとこれとは別に感謝の印として渡すべきなんですよね。自分が忘れた立場でお願いするのですから、当然です。支えてくれる人を大切にしましょう。

ということで、今回は今を生きる学生さんに届けば嬉しいと思います。上手く立ち回るのは難しいことです。私も細かいことができる器用な人間ではありませんから。しかし、少し工夫すると、突っ掛かりが消え上手く回るかもしれません。
 というわけで二年生編でした。今回も長々とありがとうございました。水無月でした!

記事に関係ない一言
筆者の身長は当時180cm越えでした。
デクの棒、独活の大木ってやつですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?