Sulvam(サルバム)           ~今話題のドメスティックブランドを考察してみよう~

こんにちは。

今回は私たちの大好きなブランド、Sulvam(サルバム)について考えていこうと思います。

​1.Sulvamについて 

Sulvamは、Yohji Yamamotoの元パタンナー・藤田 哲平が2014AWコレクションよりスタートしたドメスティックブランドです。

ファッションに携わる全てのプロフェッショナル達がバンドのジャムセッションのようにそれぞれのインスピレーションを具現化していくプロセスを表し、『人の一部となる物づくり』を根底に置いて製作された洋服は、着用者の解釈を制限することのない自由を提案しています。

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2.私たちの思うSulvamの魅力

ではここからは、私たちの思うSulvamの魅力を考えていこうと思います。

私たちがSulvamを魅力的だと思う理由は

❶圧倒的なデザイン性 

❷藤田哲平氏の服作りにかける思い

この二点が大きなものです。

私たちがこのブランドを知ったきっかけは、2017年に行われたファッションコンテスト、「LVMH Young Fashion Designers Prize(以下、LVMHプライズ)」でデザイナーの藤田哲平氏がノミネートされたことでした。

残念ながらこの年のファイナリストには選出されませんでしたが、これを機に世界の認知度は大きくなり、同年のミラノメンズコレクションに公式参加しました。


私たちはこのミラノメンズコレクションのランウェイの画像を見て、はじめてSulvamの面白さに気づきました。 

どこか解体的でありながら、超然として完成されたデザイン。このランウェイを見た当時は藤田哲平氏がYohji Yamamotoの元パタンナーということは知りませんでしたが、後に知っても納得しか出ませんでした。

Sulvamのデザインは切りっぱなしや独特なダーツの入れ方によって、服のポテンシャルを何倍にも引き上げているように思えます。


そしてこのデザインは、デザイナーである藤田哲平氏の服作りにかける思いが強く投影されていると感じました。

これは先に書いたデザインの話にもつながってきますが、藤田哲平氏の作る服は、彼が考えていることを他のブランドよりいっそう投影しているように思えます。


既にお店にも並んでいる、Sulvam21ssの商品。そのアイテムどれもが、彼の思想や独創性に包まれています。

今季のコンセプトや、彼が考えるサスティナブルついてのインタビューがありますので、気なった方はこちらも是非どうぞ。 

私たちのinstagramにある一枚目の投稿。このジャケットも21ssのアイテムですが、インタビューを読めばその魅力によりいっそう惹かれると思います。

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3.今回のまとめ 

今回はSulvamについてザックリと語っていきました。この記事でブランドが気になった方は、是非調べてみてください。つい昨日パリファッションウィークにて21awが公開されたので、感度の高い方はこちらも同様にチェック必須です。

これ以上話すと長くなってしまうので、今回はここまでで。

次回は20世紀初頭から誕生したブランド、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」について語っていこうと思います。

それでは、またの機会に。

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