ネズミ色3人目
人に対して、疑いを持つのは。
持ってしまうのは。
俺自身にもゾっとするような冷たい
一面があるからかもしれない。
Naritaという鎧を着て。
本当の成田を隠す様に目をひん剥き歌う俺。
二面性を抱える一人の人間。
頭の中にもう一人いる気がして。
そいつはとても冷たい。
そして、とても優しい。
これも俺なんだと認めているのは
Naritaでも成田でもない
真ん中の3人目。
この世は二極性で白か黒か。
月と太陽、海と陸、男と女。
自分の中にはどちらもあって。
そして、どちらでもない。
どちらの気持ちもわかってしまって。
どっちか一つに決めなきゃいけない瞬間や社会の仕組みにうんざりする。
どっちでもいいんじゃなくて
どっちも取りたい。
白とか黒とか。
はっきりしなきゃいけない世の中で
俺はネズミ色で居る。
ズルいかな?
何処をどうやって通っても
答えは一つな気がする。
失敗も成功も、意味があって
最後にはいきたい場所に必ず行ける。
そう思う。
どんな選択をとっても
自分は自分だと思って居たい。
後ろを振り返って
間違った事は一つもなかったと思えるのは。
きっと、
俺が自分自身でしっかり舵を取っているからだ。
どっちも味わって。こっちがいい。
もう十分に苦しみはあじわった。
そう思ったらもう
俺もお前も幸せになっていいんだよ。
どっちでもないネズミ色で俺が
はっきりしないから?
幸せになっていいと自分で
自分に許可を出せないから?
もうそーゆーのいいよ。
大丈夫だから。
行きたい所に行こうよ。
もう、食べ慣れて飽きてしまった
こういう生活は。
違うと事に行きたい。
そこがよかったら。そこにずっといればいいさ。
それまではどっちでもいい。
どんな状況でも、間違ってない
白でも黒でもない三人目のネズミ色でも。
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