文系映像部門長がんばる

やあ。ox8だよ
今日は大真面目に刑法もビックリなスーパーハイレベルジャパニーズを書くから、覚悟してね。

本稿は去る2022年11月5,6日に開催された筑波大学学園祭「雙峰祭」を僕の立場から振り返る記事だよ。僕は雙峰祭実行委員の情報メディアシステム局にて、映像部門を統括する映像部門長になったんだ!その立場から偉そうに語るよ!

それじゃあ

\ゆっくりしていってね!!!/

気合い入れて作ったのに日付間違えてんのね、ウケる



以下コピペ
本稿は 学園祭非公式 Advent Calendar 2022 の17日目の記事です。昨日の担当は たぬき さんでした。そちらもどうぞ〜♪
【注意】
本稿は学園祭実行委員の立場ではなく、あくまでも個人の見解を述べたものです。そこんとこ、ヨロシク。

1.おまえ、だれ?そんで、何?

ほんとだよ。誰ですか。
自己紹介します。OX8と申します。普段は社会的な学類で政治やら憲法やらを学んでいます。かわいいね。
さて、前述のとおり僕は筑波大学学園祭実行委員会にて「情報メディアシステム局」に所属し、映像部門長を務めていました。情報メディアシステム局とは、情報メディアとシステムを使ってまー、じ?とかぷるぷるリクエストをするところです。すごいね。
同期には同カレンダーにも寄稿しているいなにわうどん氏などがおられます。ぜひ彼の記事もお読みください~~!

ところでみなさんお気づきですね?





政治とか学んでる文系のやつが、情報メディア???しかも映像部門長???


それな。わかる。事実、局員の9割が情報学群所属ですもん。社会学類の僕はいうなれば異端です。時代が違えばもうトんでます。
それにはマリアナ海溝よりも深く世界選手権のあの選手が繰り出したあの一手くらいワケが……



あるわけねえだろ!!!


無いです。ではなぜ入局(?)したか、それは動画編集が好きだからです。情シスが合ってないというより、所属学類を間違えた感は正直あります。
中学生、下手したら小学生からずっと見続けていたYouTuberに俺もなりてえ!!という浅はかな心から高校2年次にバイトで貯めたお金でPCを購入、動画編集をやってみたらクソおもろかったただそれだけ。そしてそれをなんとか活かせねーかな、できればガクチカになるようなやつ。

あるじゃん、情シス。これだわ。そう思ったOX8くん(18)は入局を決意致しました。動画編集が好きだから、やりたいから入っただけのことです。

とはいえ、1年次は普通になんかのほほんとしてたら学園祭が終わってました。俺が怠惰なだけです。すんませんした。

なんとしてでも取り返すぞ!そう思った1年次12月。勢い余って次期映像部門長に挙手してしまったのです。

jsysってのは情シスのアルファベット名です
てことで始まった文系映像部門長、いったいどうなっちゃうの~~~!!

2.やったこと

本格的に情シスの活動に参入し執行代を受け継いだ2022年1月、最初に持った感想はこれです。

「「こいつら何言ってるかわからん」」

いやマジでこれでした。
「自然言語はwell-definedではないので~」
「フロントエンドに気持ちがあるオタク」
「CMSとhtmlがSOSで爆破したらプルリクして、マージしてから階層構造でpythonはカスで組版システムがいいのはわかるよでも進捗はヌルだからやらないとなの気持ちになってるけど意思を見せるオタクの顔をしている」

??????????????????????????????????

日本語を喋ってほしい。何を言っているんだこいつらは?
え、帰っていいか?

・・・。

この時のOX8くんに言いたい。大丈夫だ、こいつらはゆかいなオタクだ、ちょっと喋り方が変なだけで。

さて、ゆかいな仲間たちへのちくちく言葉はこの辺に。
僕が担当した映像部門の仕事は主に①生中継②映像の制作の2つです。

①生中継


生中継に何の理解もないし延長コード以外のケーブルを知らない映像部門長こまった!どうしよう!

同期に全部押し付けることにしました。最悪。ゴミカスプレイングミス、あるまじき失態。責任取れんのか。は?バカなの?
とある1年生「映像部門長なのに知らないの?!?!?」

肺 綿串は役立たずで文系でゴミでカスです。
結局本祭まで頑張って理解はしようとしましたが、全てを理解することはできずクソ有能な局長と1年生に全てを任せることとしました。この人たち本当に優秀すぎて給料上げたくなったもん。おまえらが1番だよ。
今ここで懺悔します。生中継に関しては本当に何もしていません。
この場を借りて謝罪と感謝を・・・・・・・・・・・・・・・・・

②制作


まあ正直こっちが本業感あるよね(笑)
やりたかったのはこっちでした。
もう一人の同期と協力して様々な局・団体から降ってくるタスクをそつなくこなすのが我々です。受注企業みたいだね。中抜きしちゃお。

僕が制作した映像は
・学園祭実行委員会新歓PV:実委やってみない?ってやつ
・ミスター/ミスコンアピール映像:俺こんなことできるんだのやつ
・お笑いライブ事前収録:ライブと言いつつ事前収録、ウケる
・オンラインステージ事前収録:生中継の時に動画として流します
・雙峰祭ダイジェスト:後夜祭クソデカコンテンツ。※後述

ってとこですかね。
事前収録なんかは局で持っているカメラ複数台で撮影→いい感じに切り貼りして編集って感じです。結構簡単。特に感想はない。

カメラオタク

3.雙峰祭ダイジェスト


これに俺の実委としての全命を懸けたまである。これの話をするために書いたまである。

ご存知でしょうか皆様。雙峰祭ダイジェストというものを。簡単に説明しましょう。

・雙峰祭2日目の夜「後夜祭」にて上映
・今年の雙峰祭はこんな感じだったね~たのしかったね~
・尺は12分(年による、2022は12分でした)
雙峰祭をやっている最中に素材を撮影、編集
・つまり、2日間のうちにゼロから完成まで持っていく

これがクソ重いタスクです。昨年度雙峰祭時にも見ました、前年度映像部門長が死んだ顔をしながらこの映像を作成しているところを。
ただし、このタスクは部門長引継ぎ時から絶対に俺がやるという強い意思を持っていました。

それはなぜか?



自分が作った映像が数百人の前で見られてちやほやされるの、きもちよさそ~~~!!!


邪にもほどがありますね、でも事実です。
想像してくださいよ、自分が作った動画で「おぉ~」という歓声が沸き、寒さの訪れを告げる闇夜の中で轟く割れんばかりの万雷の拍手。大衆は我先にと自分を探し、胴上げをせんとばかりにこちらへ向かってきて英雄として崇め奉られる。やがて学内には僕の銅像が建てられて・・・えへへ、へへへへへへへへへへへ

あれれおかしいな、まだ僕の銅像は建てられてないな^^;
まあ良しとしましょう。出来は最高に良かったので。

雙峰祭ダイジェストを作るにあたって意識した点は2つ。これは僕の動画編集にあたるための哲学を含んでます

  • 音源に映像を”はめる”

  • スピード感を意識し、飽きたと思わせない

これはずっと心がけていましたね。音源にはマリオカートのレインボーロードさながら、星に囲まれた道を駆け抜ける感じの音源をチョイス。dova-symdrome様より拝借いたしました。この場を借りて感謝申し上げます。

ほとんどに「明るくて疾走感のある曲」という説明文がついています。楽器のことはよくわからんのですが、金管楽器っぽいのとポップロック?みたいな感じをチョイスしました。12分って結構長いので、テンポが遅い曲だと長く感じるかなと思いこの選曲です。異論は認めません。

母親とのLINE。無許可掲載。


もう一つ意識したことは音ハメですね。そもそもみなさん音ハメをご存知でしょうか?例えばイントロで「ドゥンドゥンドゥンドゥン」と始まる時、そのタイミングに合わせて画像ないし動画を切り替えるというものです。この音ハメというのは非常に見ていて気持ちよく、簡単にカッコよさを出せる手法なのです。特に自分はEDMな音楽に合わせて画像を切り貼りするMAD的な物で義務教育を終えたので、人一倍音ハメに対するこだわりは強いと思います。音ハメをすることで聴衆は音楽にノることができ、そのノリに合わせて画像が切り替わるので先述のテンポも相まって楽しい時間を過ごせるってワケですね。一番のこだわりポイントです。

一番悩まされたのがエンコードそぽ

あと重要視したことはライブ感ですね。自分は2日間編集にほとんどの時間を費やしたのですが、同期や後輩、OBOGの方に素材を撮りに行ってもらう際、毎回必ず言っていたことがあります。
それは「まるで見ている人も参加しているような、そんなライブ感が欲しい。客観的ではなくら主観的に」と。とにかくライブ感が欲しかったのです。2日間の日程の中であったことをそのまま映し出すダイジェストには、「あっ、この時これしてたな!」と思い出させることが重要と思い、雙峰祭をより強い印象で受け止めて欲しかったのです。なので集合写真よりもその場の雰囲気を重視したチョイスをしました。例えばメインコンテンツとしたステージ企画なんかは、ステージに立っている主役だけでなく、それを盛り上げる聴衆も含めて撮るように指示しました。前、後ろ、隣の同じ"ファン"を意識してこそライブは成り立ちますし、そこで一体感が生まれるのです。「ああ、俺はこの人たちと一緒にステージの人と盛り上がってるんだな」ってね。ですから、とにかく「あったこと」よりも「その場にいると思わせるライブ感」を意識しました。急にクソ真面目でウケる

the 手作り。かわいい

あとはやっぱり思い出に残るやつですね〜。某アイドルサークルはすごく良かったですし、途中で挟んだ集合写真のカットは我ながら天才だと思いました。編集中はよくあるよね、自分を天才だと思う瞬間。残念ながら全企画を網羅できず、身内贔屓になってしまったことは大いに認めます。そのあたりはすいませんでした。

ってなわけで2日間かけて取り組んだ雙峰祭ダイジェストの話でした。間違いなく自分の中で最もこだわり、最も苦しみ、最も思い出に残る映像です。パソコンのフォルダに大事に取ってあり、間違いなく人生最高傑作です。思い出補正含めてね。あれを流した瞬間は高揚感と達成感で満ち溢れましたし、隣で盛り上がる仲間を見てあれほど感動したことはありません。俺が作った映像が、このクソデカいスクリーンに映っている。そして後夜祭を盛り上げている。懸ける思いが強かった分、めちゃくちゃ感動しました。今でもたまに見返します。

ダイジェスト最終シーン。これは今でも壁紙です。
そぽたんかわいい

4.終わりに


文章を書くのが下手くそすぎるのでまとまりもクソもないnoteになりましたが、一言でまとめると俺ちょっとは頑張れましたって話です。jsysでよかったって間違いなく思いますし、仲間のおかげで映像部門長で良かったって思えました。仲間が「映像部門長〜!」って呼んでくれるたびに嬉しかったです、みんなあざす。感動展開ですね。

とりあえずやってみること、自分が作りたいものを作るのが大事だなって思えました。あの日の苦しみも、楽しさも、眠さも全部ひっくるめて雙峰祭です。みんなの顔面が死んでいたあの夜、忘れません。貴重な経験をあざした。最高の実委、最高の雙峰祭にできたと思います。なんか急に終わりますがこれ以上話すと長くなりそうなのでこの辺で。

以上、文系映像部門長が微力を尽くしてがんばった雙峰祭でした。ありがとうございました!

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