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勝利至上主義

 東海大会ではエースと正捕手を欠きながら残る選手が奮起し、逆転勝ちの連続で決勝に進出してチーム力と粘りを証明した。だが、「選手個人の力量に勝る」という選考委員の主観とも受け取れる理由で4強の大垣日大(岐阜)が選考され、補欠校となったのは、到底納得できるはずがないだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/324ccb274ac152060d427f7f588364efad60f5f3

もうこれ以上、外野が何を言っても変わることはないだろう。

もうすでに、大垣日大野球部は、選抜大会に向けて、動き出している。

聖隷クリストファー野球部も夏の頂を目指し、登り始めているだろう。

しかし、今回の事態は、重く受け止めてほしい。

どんな思いで、高校生という貴重な時間を野球に懸けて、過ごしてきたかを。

聖隷クリストファーは、コロナ禍で全国大会が中止になった年、

県大会を制覇している。でも、甲子園でのプレーは叶わなかった。

やっと、掴んだ夢舞台だと思っていただろう。

先輩たちの思いも背負っていただろう。

大人の事情なんてものは通用しない。知りたくもないだろう。

同じ思いをすることのないように、制度を見直してほしい。

選手も監督も高校野球ファンも、全ての人間が野球を楽しめるように。

時代は変わっている。

常にアップデートしなければならないのは、どこでも同じ。

彼らは、プロではない。学生である。

学生野球で、「力量」を求めていいのだろうか。

ニュースに取り上げられている高野連のコメントが事実なら…

とにかく選手の思い、希望を壊さないでほしい。

#日々学習 #教師のバトン #野球



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