見出し画像

合格が目標ではあるけれど…

「受験指導」というものを生業の中心に据えている持田からすれば、担当している生徒さんに合格してほしいと思うのは当然のことです。ただ、「合格」というのは目標であることは間違いですが、目標としては大きくて粗いのもまた事実です。

合格には得点が必要です。得点は設問を適切に解答することで実現します。このため、受験勉強の当面の目標は「解けること」となります。

解けるようになるためには、例えば英語であれば英語ということばを身に付け、適切に使いこなすことが求められます。つまり、ことばを身に付け、使いこなす練習をするという学習が「受験英語」だということになるわけです。このときに、質の高い学習をどれだけたくさん実践していくかが大切になります。文法能力開発の「価値あることばの学び」というのは受験を超えた崇高な理念のようにも思えますが、実は現実的にも効果の高い学習なのです。

一つの設問を解くにもさまざまな知識が必要です。これらをひとつひとつ、着実に学んでいくことが、一見遠回りに見えても実は効果的な学習なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?