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「おもろい」授業

関東では馴染みの薄かった「おもろい」という形容詞も、徐々に定着しつつあるようです。授業に対する評価として「わかりやすい」という形容詞があてがわれることがありますが、それとは少し違った方向性を示すものに「おもろい」という評価を聞くことが増えてきました。

受験勉強とは言え、おもしろがれることは学習の継続を促す要因となるので悪いことではありません。むしろ、おもしろがってもらえれば授業者としては成功で、あとは受講者が自分で興味の向くままに勉強を進めてくれればよいということになります。

古くから言われる「知的好奇心」。これを呼び起こすことができれば受験勉強も楽しくできます。ではこの「おもろさ」とは何でしょうか。持田の経験では、受験英語として必要な知識であるにもかかわらず、これまであまり語られることがな知識で、それを知ることで得点力の停滞を打破できそうに感じるものに触れたときに感じるもののようです。

「おもろさ」がこのようなものであるとするならば、すでにある程度受験勉強を進めてきた受験生こそがこの「おもろさ」を享受するということになります。そして、この「おもろさ」に到達するには、「わかりやすい」授業の存在もまた重要なのかもしれません。

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