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ownership book【No.12】 "プロスポーツ選手"

100人居れば100通りの選択があり、どれが成功で失敗なんてない。
今回の「ownership book」では12人目の紹介!

今回は、山口県出身で現在は岩手でプロサッカー選手として活躍している男性を紹介!
このロールモデルが岩手の子供達が将来を考えるきっかけとなるように。


1.自己紹介

山口県出身。駒澤大学卒業後、東ヨーロッパのモンテネグロ1部リーグでプロ生活をスタート。1年半モンテネグロのチームに在籍し、その後2019年に東京のCriacao新宿に入団。2020年はいわてグルージャ盛岡に現在所属している。

2.現キャリアを選択した理由

小学生の頃に始めたサッカーですが、今でも自分が一番熱くなれるものだから。

3.ターニングポイント

振り返るとたくさんありますが、人生における大きなターニングポイントは、海外でリーグ戦を戦っている途中に兄の病気が発覚し、臓器移植が必要となり、帰国し生体肝移植を行ったこと。サッカーを辞めることも視野に入れていた中で、自分にとって本当にやりたいことは何かということを、毎日毎日問い続けたその中でいろんな出会いやきっかけがありもう一度サッカーで上を目指したいと覚悟が決まった。サッカーに対しての想いや情熱が、より強まった出来事であったと思う。

4.やりがい、志、想い

大切にしていることは、何事も一生懸命やること。そして、常に楽観的に前向きでいること。環境が変わったり、思うようにいかない時に、そう考えるのはなかなか難しいことではありますが、自分はそうあるべきだと常に言い聞かせています。難しい状況でも、そうやって前向きに取り組んでいれば、きっかけはやってくると信じています最後にボールが転がってくるのは、強い気持ちを持って、信じてやってる人のところだと僕は思います。あとは、プロサッカー選手として常に見られている立場でもありますし、来てくれたお客さんや、応援してくれる家族や仲間の心を、少しでも動かせたら僕は幸せです。そのためにも、誰よりもゴールに貪欲になって、労を惜しまずに走り抜くことを自分らしくやっていきたいと思っています。


5.岩手県の子ども達へ

僕の26年間の経験から伝えられることがあるとすれば、どんな時も自分の気持ちを大事にしてほしいということです。大人になっていくといろんな知識を得て、賢くなってきて、ついつい頭で考えてしまいます。周りがこうだからやめとこうとか、これをやってもできないかもしれないとか、そうやって頭でいちいち考えていると、結局なにもしなくなってしまう経験を、僕も何度もしました。それはとってももったいない時間です。周りがどうこうではなくて、自分がどうしたいかということを常に考えて、いろんな選択をしていってください。例えその選択が周りと違っていても、周りが嫌なことを言ってきても、自分がそう思うならまずやってみた方がいいです。それも、とにかく本気でやってみた方がいいです。本気でそれを続けていれば、同じ気持ちの仲間にも出会えて、また人生が面白くなります。心で感じて、とにかくやってみる。僕もそういう生き方をしたいと思っています。それでは最後に、ブルースリーの言葉で締めたいと思います。
"Don't think , feel. "

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