これからのキャリア選択

オーナーシップの活動の柱の中に、職業講話を通じた子供たちへの教育とある。今日はそこに対する想いと昨年実際に実行したことを書きたいと思う。

元々、オーナーシップを始めるきっかけとなったのは一つに子供達への教育格差を無くしたいという思いがあった。

ここでいう教育格差とは何か?というと生まれた地域や家庭状況によって、多くのチャレンジする機会や多様な選択肢を持つことさえ出来ないということである。

金銭的や家庭の事情でやむを得ない場合はしょうがないが、そもそも様々な選択肢があることすら知らずに、将来のキャリア選択するケースも多い

その理由の一つとして都会と地方の圧倒的な情報格差があると思う

自分は岩手県宮古市出身で、色々な人との巡り合わせで東京の大学に進学することが出来た。進学して気づいたのは、彼ら(都心出身)は小さい頃から教育や将来のキャリア選択の情報が十分に与えられているということだった。(もちろん都心は人口も多く、様々なロールモデルを直接目の当たりにする機会が多いという事実もある。または地方出身者は先輩がロールモデルになっているケースがほとんどだった。)

これからはネットの普及により、今までよりは地方にいても情報を得られるケースは増えると思うが、それだけで大きく変わることはないと思う。 (そもそもネットが普及しても”検索ワード”を知らないと、必要な情報にたどり着くことが出きない

そこで、少々偉そうではあるが、自分たちが子供達に対して、多様なロールモデルの一例として示せれば、選択肢の可視化や将来のキャリア選択について考えるきっかけをつくれることができるのではないかと思った。(というより考えるきっかけをづくりをしたかった

ここで勘違いして欲しくないのは、決して大学を卒業したり、都会に出ることが正解ということではない。あくまでもいろんな選択肢を知った上で自分が進みたいキャリア選択をするということが重要である。(むしろこれからの時代は働き方や世の中も大きく変化することが予想される為、これが正解とは言えないことの方が多い)

しかし、これらはあくまで僕らの一方的な想いのため、実際に職業講話を実行するためには、自分たちで計画〜実行までをする必要があった。

僕らはスポーツ選手ではあるが、テレビなどで見る有名選手のように、みんなが知っているような存在ではない。

その為、学校側からぜひ講和してください!などと言われる機会はほとんどない。また、その機会を待っているようではこの活動を始めた意味がないと思った。

そこで自分たちのツテで小学校や中学校に直接電話でアポを取り、自分たちの活動や想いを伝えた。(自身の親が学校関係者ということもあり、状況を説明してくれたことも大きかった)

スケジュールの都合で開催が難しかった学校もあるが、受け入れて頂いた学校や所属チームの協力もあり、昨年は3つの学校で職業講和とスポーツ体験を実施することが出来た。                       ※このスポーツ体験も僕らの所属しているチームの宣伝や地域の人に応援され為に、大事な取り組みだと感じる。

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講話を終えて、自分達から動くからこそ、この活動の意味も深まり、子供たちに伝える想いも強くなると感じた。(むしろ講演をした自分達のほうが、子供達から学ぶことが多くあった)

ここからは個人的な感想になってしまうのだが、

講話後に子供達からたくさんの手紙やお礼のメッセージをもらった。(よく講話あとに強制的に書かされるものにも関わらず)そこには一人一人から丁寧な感想やお礼の言葉、そしてそれぞれの将来の夢や目標について想いが書いてあった。

「こんなかわいい子供達には絶対に豊かな人生を送って欲しい!」と強く思うと同時に、自身が話した内容が子供達の将来のキャリア選択において少しでもきっかけとなるとこの活動の意味があると思った。

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今後もこうした活動は続けて行きたいし(スケジュールの都合もあるが)、もしこの記事を見て頂いている人で、ぜひ講話をして欲しい!ということがあれば、是非ownershipやチームに連絡を頂きたい。※実施の可否はチームとも相談の上での判断となるが

今後も子供達が公平なチャレンジ機会や想像力(アンテナ)を1つでも多く持てるようなきっかけづくりをしていきたい。

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