見出し画像

№21 歴史から学ぶことの大切さ

ドイツ初代宰相のビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を残しました。
世の中の経営者の方々は歴史や偉人の行動や言葉から様々な学びを得て経営に活かしています。ソフトバンクの孫さんも、坂本龍馬をリスペクトしているのは有名な話です。

僕も今回の研修で歴史から学ぶことの重要性に気がつきました。
歴史から学ぶと言うのは、成功する要因ではなく同じ失敗を繰り返さないようにするものだと感じています。

例えば徳川家が長く繁栄したのはなぜか?
それは織田家や豊臣家の失敗を近くで見ていたからだと言っても過言ではありません。織田家や豊臣家は将軍を突然失ったことで、崩壊したと言われていますが、徳川家は将軍が亡くなる前に早々と世代交代をしていくことで長く繁栄したと言われています。
つまり、同じ失敗を繰り返さないように対策したと言う事です。

徳川家は歴史から学び、リスク管理をしっかり考えていたことが長期繁栄の一つの要因になったことは、間違いないと思います。
当人の考えや気持ちなどは現在では知るところではありませんが、長期繁栄という目的を持っていたのだと予想します。
でなければ武士の時代で250年以上も統治することは叶わなかったでしょう。

つまりは、目的から逆算して今の行動や意思決定をしていたのだと思います。

これは昔も今も変わらず大切なことです。
そして必要だとわかっていても目的を明確にしている人はほとんどいません。
それがダメだと言うことではありませんが、少しでも今より良くなりたいという気持ちや成長したいなどがあればしっかり目的を持って今の行動を決めていく必要があります。

例えば、ほとんどの人が経験している受験というライフイベントですが、希望の高校や大学に合格するために今やるべき勉強が見えてくると思います。
希望する学校によっても勉強時間や参考書なども大幅に変わってくるはずです。
東大に行きたいのに、小学生用の漢字ドリルを毎日2時間やっても意味がありません。
東大に行くなら東大に行くための勉強を毎日10時間以上やる必要があります。

理想の相手と恋愛して結婚したいなら、異性の理想像に近付くために身なりを整えたり、気配りできる自分になるという行動が必要です。

年収1000万を稼ぎたいなら、年収1000万を得られる働き方を選択し努力する事が必要です。

僕自身も人生において成し遂げたい目的がありますので、改めて明確にしながら自分の行動に具体的に落とし込んで2023年も走り切っていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?