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№37【なんとなくの行動の裏側】


 いきなりですが、みなさん今日1日の行動を振り返ってみて下さい。
お昼/夜ご飯で食べたもの、服、映画のチケットなどの何か商品を買ったと思うのですが、買うまでにこれにしようかあれにしようかと迷い、最終的に買うと決めたと思います。
なぜ買うと決断したのでしょうか?
「好きだから」とか「以前からこれにしようって決めてた」とか「なんとなく」とか様々な理由があると思うのですが、購買行動の裏側には様々な心理効果が働いています。

私が本日の研修で学んだことは、販売者は消費者の心理を上手く使い商品を売っているということです。

例えば街を歩いていて、「今、日本中で大人気の〇〇商品」とキャッチフレーズが書かれているとバンドワゴン効果を上手く使っているなと思って下さい。
これは消費者心理で日本中で人気ならみんなが買っているから良い商品、安心できる商品と思って購買行動を起こさせているのです。
私の場合iPhoneがまさにそれでした。
最初はシンプル過ぎて使い勝手が悪いだろうと思い込んで買ってなかったのですが、周りの皆が使い始めて便利に思えたり、シンプルでかっこいいと思えたりして、購入に至りました。
多くの人から「人気」や「使っている」で働く心理効果がバンドワゴン効果でその反対にスノップ効果というものがあります。

スノップ効果は「人と違うものがいい」という心理効果を利用して希少性や限定性を持たせることで購買行動を起こさせています。
この効果を知った時パッと思い浮かんだのが、お昼ご飯を食べに行った時、限定10食と書かれていると、まずはまだあるか確認してみる経験を何度もしたことがありました。

他にもゴルディロックス効果というのがあり、別名、松竹梅の法則というのがあります。
これは人間は3段階の選択肢があった場合、無意識のうちに真ん中を選択してしまう傾向がある心理効果です。
私も初めていく、コース料理のディナーを食べに行った際、3段階のコースメニューがあると1番安いコースはどうだろうとか高いコースは価格に見合った価値なのか迷うケースがあり、無難に真ん中を選んでいたことがありました。
他にも様々な心理効果があり、本日の研修では全部で13個学びました。
全て紹介しきれないですし、他にもたくさんあると思うので1度調べてみると面白いと思います。
みなさんが商品を販売する立場、購入する立場に立った時、これらの知識があるだけで見え方は全然変わってくると思います。
私自身これからも色々調べて、商品を販売する立場に立った時、心理効果を上手く扱い数字を作っていきます。


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