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満足しているのに満点つけない理由を考えてみました

ゲストハウスのホストが最も気にするレビュー。Airbnbの世界では5星は🙆‍♀️4星は低評価🙅‍♀️が現実です。なかでもレビュー採点でケチるのは日本人ゲスト。Airbnbホスト界隈では日本人ゲストは恐れられてる…

ゲストハウスのレビューとは

Airbnbで宿泊先を探す人たちは、ほとんどそのリスティングのレビューを見ます。もちろん部屋の写真、設備、立地、なども検討材料ですが、過去のゲストがそのお部屋に滞在してどうだったのかというレビューレート(評点)とリアルなコメントをとても重要視します。

Airbnbではゲストはもちろん、ホストもレビューをする双方レビューという仕組みになっています。
滞在が終わった、チェックアウトした日から2週間以内に評価をつけることができます。

星の評価になっていまして、5段階なんです。

5・4・3・2・1

総合評価を5段階する、さらにサブカテゴリーがあって、清潔さ、情報の正確さ、チェックイン、コミュニケーション、ロケーション、そして価格を5段階評価します。。

Airbnbはグローバル企業なので、世界中の人が利用しています。

5段階評価の基準で言うとですね、Airbnbでは

 5=良い

ゲストにとって5が当たり前ともいえます。
そして

 4=悪い

4は低評価になります。
つまり、5は良い、4以下はすべて低評価。大変厳しいです。

日本人は評価に厳しい

私の感覚では、エンジニアの方は評価が細かい傾向があります。
そして、国別ゲストの傾向は、アメリカは5を付ける方が多い。対して東アジアの方は厳しめ。さらに東アジアの中で評価が厳しいのは、日本人ゲストです。
こういうパターンが多いです。

 とっても良いお部屋でした。
 満足です。
 また来たいです。
 友達にも勧めたいです。

 ★★★★

 みたいな。

良かったんだったら素直に5をつけてよ〜、って思うのですが4なんです。

民泊、ゲストハウスのホストの間では、日本人の予約が入るとげげげげ…ってなります。

日本人の「満足しているのに満点をつけられない」感覚、これ何なんだろうって私たちはいつも議論しています。

いままで受けてきた学校教育で、通知表に評定もらうときに、相対評価だったので、3=良い、の感覚から抜けられない。5なんてクラスに一人か二人のだから、そんなに高評価は付けられない。そうするととりあえず、4かな、みたいな感じで、4。
学校で通信簿で評定付けられていた経験を引きずっていて、その影響を受けていると考えています。

もう一つは、自分の感覚に自信が無い。

 私はこれ満足です!
 とても良いお部屋でした!
 満点です!

素直に自分の感覚を表現できない。自信が持てないのでは、とも考えます。

自分が滞在した部屋のレビューは絶対評価なので、自分が満足した、良かった、また来たい、オススメ!って思うのであれば、その気持ちに素直に従って5点満点を付けるのに何ら問題はないと思われるのですが、

 満点を付けられない、何かブレーキみたいなものがある

例えば、どこか外食するときに食べログであらかじめそのレビューの良いお店に行くと、良いレビューがたくさん付いていたし、お店に自分も行って満足だったら、おすすめ満足です、って勇気をもって言える、みたいな。

例えば、映画を観に行って、自分はこの映画とても良い!好き!と思ったのに、映画のレビューサイトを見て、他のひとが、つまんなかった、面白くなかった、といったコメントを見ると、急に自分の映画への評価も下がってしまう、みたいな。

自分の感覚、意見に自信が持てず、物事の評価を明らかにすることに臆病、というか慣れていない。

ゲストハウス、民泊のホストから利用されるゲストの方にお願いしたいのはAirbnbの5と4は全く違うので、満足ならばその気持ちに素直に5を付けて欲しいです。なんとなく4でいいか、みたいな軽い気持ちで4を付けないで欲しいと心から思います。

ちなみに私たちのリスティングはずっと高評価を維持しています。5がずっと連続しています。
その理由は5を付けない可能性の高いゲストは予約しないように工夫しています。その対策についてはまた別の機会に書きたいと思います。

スタエフはこちら


#Airbnb #ゲストハウス #レビュー #評価

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