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ラーメンズ公式動画再生数ランキング

 ラーメンズは1996年に結成し、2009年を最後にコンビでの活動をしていないコントユニットですが、その独特なネタは今でも根強い人気がございます。それを反映してか、長らく違法動画としてアップロードされまくっていた彼らのネタですが、2017年1月1日、DVD化されたものを中心に100本の動画が突如としてラーメンズ公式チャンネルにアップロードされました。

 で、それから5年以上経ったある日、思ったんです。どの動画が人気なのかと。

 検索したら「ねとらぼ調査隊」の記事がヒットしました。

 ただし、こちらはちゃんと投票してもらった結果をもとに人気度を決めています。いや、もちろんいいんです。そちらのほうが手間もかかりますし、リアルな人気度合いが分かるでしょう。ただ、単純に再生数のランキングが見たかったんです。そっちのほうが楽なのに、どうしてどこにもないのでしょう。

 楽なら作ればいいじゃない。というわけで、作ってみました。

 今回調査したのはラーメンズ公式動画に載っている全100本です。アップされた時期は大体同じと仮定しています。調査した時間帯は2022年3月5日の14時22分から14時36分の間でして、この時間で100本の動画の再生数を目視で確認するという、やろうと思えば誰にでもできる方法を用いました。一応、再生数を調査したあとで、再び再生数を確認して増加具合を調べました。すると、調査をした14分間に再生数の少ない動画では0回、多い動画では数十回程度の再生数増加が確認できました。再生数の誤差の目安にしていただければと思います。

 早速100位からカウントダウンをして参ります。一覧には順位と再生回数、コントのタイトルとそれが披露された単独ライブ名、そしてその単独ライブが初めて開催された年を載せてあります。10本ごとに簡単な説明もしてあります。では、よろしくお願いします。


100位~91位

100位 118,971 回「私の言葉が見えますか(完結)」『news』(2000年)
99位 139,801 回「棒」『FLAT』(2000年)
98位 141,173 回「私の言葉が見えますか(弱気)」『news』(2000年)
97位 182,994 回「壺バカ」『鯨』(2001年)
96位 184,282 回「無類人間」『home』(2000年)
95位 205,033 回「プレオープン」『雀』(2001年)
94位 209,019 回「高橋」『椿』(2001年)
93位 210,634 回「許して下さい」『雀』(2001年)
92位 210,926 回「アカミー賞」『鯨』(2001年)
91位 216,006 回「悪魔が来たりてなんかいう」『椿』(2001年)

 公開されている中では早い時期に作られたネタが目立ちます。

 お笑いのネタは場合によってはブラックだったり下ネタだったり荒々しかったりするものが見られます。だから良い・悪いではなく、そういう特徴があるものが存在しているのは事実であり、そういうネタが得意な方々がいるのもまた事実です。

 個人的な印象としては、ラーメンズは全体的に整っていて品があるほうだとは思いますが、それでも初期の作品ほどブラックなものや性的なものがチラホラ見られ、言葉もほんの少しだけですが荒々しい印象があります。そして、後の作品になるにつれてそれがなくなってゆく傾向が見られます。ここではそんな粗削りなネタが揃いました。

 「アカミー賞」は某授賞式をパロディ化したネタであり、バタバタ動き回る片桐さんが楽しい内容です。また、「プレオープン」は某テーマパークを模したネタとなっていて、割ときちんとしたストーリーがある王道のコントです。

 一方で奇妙な設定のコントもまたラーメンズの持ち味であり、ほとんど言葉を発せず、壺で突然、不思議な対決を始める「壺バカ」などはその典型です。


90位~81位

90位 219,271 回「big news」『news』(2000年)
89位 229,074 回「心の中の男」『椿』(2001年)
88位 250,006 回「count」『鯨』(2001年)
87位 257,182 回「ドーデスという男」『FLAT』(2000年)
86位 257,737 回「人類創世」『雀』(2001年)
85位 259,496 回「雪男」『news』(2000年)
84位 264,628 回「タワーズ 2」『TOWER』(2009年)
83位 264,750 回「初男」『FLAT』(2000年)
82位 267,726 回「新橋駅をご利用のみなさん」『FLAT』(2000年)
81位 270,800 回「アレグレット」『FLAT』(2000年)

 ちゃんとしたストーリーのあるネタが比較的、集まりました。みんなが知ってるらしい大ニュースが何かを探ってゆく「big news」、奇妙な男との交流を描いた「ドーデスという男」、雪男を探す青年とお人よしの青年が織りなすやり取りが特徴的な「雪男」などがそのタイプですね。

 もちろん、独特なシステムのネタもあります。ただ数えるだけで広がりを持たせたネタ「count」なんかがそれです。


80位~71位

80位 273,699 回「斜めの日」『椿』(2001年)
79位 283,976 回「お時間様」『雀』(2001年)
78位 299,460 回「絵かき歌」『鯨』(2001年)
77位 301,260 回「五重塔」『TOWER』(2009年)
76位 302,772 回「ドラマチックカウント」『椿』(2001年)
75位 305,494 回「海豹」『FLAT』(2000年)
74位 311,743 回「ギリジンツーリスト」『CLASSIC』(2003年)
73位 313,947 回「インタビュー」『椿』(2001年)
72位 314,824 回「縄跳び部」『home』(2000年)
71位 317,686 回「時間電話」『椿』(2001年)

 ラーメンズと言えば片桐さんの怪演も特徴のひとつでして、「絵かき歌」の冒頭や「インタビュー」の一発芸など様々なところで見られます。

 また、言葉をパズルのように繋げたり組み替えたりするネタもちょこちょこありまして、数字や五十音順などを使って場面を展開する「ドラマチックカウント」が初期の作品としてはございます。

 不思議な糸電話を通じて様々な伏線を張っては回収する「時間電話」など不思議な世界の中でドタバタする話もラーメンズにはしばしば見られますね。


70位~61位

70位 320,993 回「ネイノーさん」『雀』(2001年)
69位 324,139 回「私の言葉が見えますか」『news』(2000年)
68位 325,708 回「上下関係」『ATOM』(2002年)
67位 328,433 回「王様」『news』(2000年)
66位 332,069 回「マリコマリオ」『CLASSIC』(2003年)
65位 335,028 回「甲殻類のワルツ」『ALICE』(2005年)
64位 344,262 回「心理テスト」『椿』(2001年)
63位 352,362 回「雀」『雀』(2001年)
62位 353,082 回「埋蔵金」『FLAT』(2000年)
61位 353,620 回「ハイウェスト」『TOWER』(2009年)

 お金の話が出てくるネタもボチボチあります。ダメな人がお金をせびったり、詐欺まがいなことを相手にふっかけたりするんですが、ここでは誰も知らない埋蔵金を掘りたい男とそれを止める男の話「埋蔵金」がそれです。

 クイズや討論など、ふたりの会話で笑わせるタイプのネタもございまして、ここでは「心理テスト」が該当します。

 ホテルで缶詰めにされた漫画家の悲喜劇を描く「マリコマリオ」や、仕事を得たいがために自身を次々と異なる甲殻類に偽る「甲殻類のワルツ」など、比較的後期のネタもチラホラ出てまいりました。


60位~51位

60位 356,007 回「ことわざ仙人」『鯨』(2001年)
59位 359,078 回「百万円」『home』(2000年)
58位 363,014 回「アトムより」『ATOM』(2002年)
57位 368,182 回「お引っ越し」『FLAT』(2000年)
56位 373,117 回「プーチンとマーチン」『FLAT』(2000年)
55位 375,230 回「ファン」『home』(2000年)
54位 378,967 回「ベルボーイのホテル旅館化計画」『CLASSIC』(2003年)
53位 401,996 回「漫画家と担当」『home』(2000年)
52位 406,183 回「ダメ人間」『CLASSIC』(2003年)
51位 409,036 回「新噺」『ATOM』(2002年)

 落語をベースしながらも、そのベースを徐々に崩壊させてゆく「新噺」は、落語という独特な要素もあってか、ラーメンズの中でもちょっと変わった立ち位置のネタになっています。

 ラーメンズに出てくるキャラクターと言えば「ことわざ仙人」のように片桐さんの独特な言動を材料にしたような、あくの強いものが多いですが、「プーチンとマーチン」はラーメンズでも珍しい、ちょっと可愛らしいキャラクターが出てくるネタです。名前がどこかの国の偉い人みたいになっていますが、出典がそこなのかどうかは分かりません。


50位~41位

50位 421,262 回「透明人間」『FLAT』(2000年)
49位 429,466 回「英語で話そう」『news』(2000年)
48位 436,593 回「いろいろマン」『STUDY』(2003年)
47位 437,372 回「蒲田の行進曲」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
46位 473,211 回「レストランそれぞれ」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
45位 475,387 回「アトム」『ATOM』(2002年)
44位 481,477 回「音遊」『雀』(2001年)
43位 481,823 回「映画好きのふたり」『home』(2000年)
42位 491,788 回「1313」『CLASSIC』(2003年)
41位 500,903 回「バッハ」『news』(2000年)

 折り返しです。再生数もだいぶ増えてきました。徐々に後期のネタがランクインするようになってきましたね。

 『FLAT』の最高順位である「透明人間」は医学部を目指す子供が父親の企みに気づいてしまう話で、息子がほとんどしゃべらない点が独特なコントです。

 この10本は全て、ちゃんとしたストーリーに沿って展開してゆくタイプのネタになっています。比較的普通の青年がふざけるコント「英語で話そう」「映画好きのふたり」「バッハ」、片桐さんのキャラクターを活かした変人が暴れる「いろいろマン」、ふたりが何役も担当する「レストランそれぞれ」、SF風の「アトム」、怪談っぽくて全然怪談じゃない「1313」など、バラエティは豊かです。


40位~31位

40位 503,723 回「受験」『CLASSIC』(2003年)
39位 507,038 回「タワーズ 1」『TOWER』(2009年)
38位 507,219 回「男女の気持ち」『雀』(2001年)
37位 521,203 回「無用途人間」『home』(2000年)
36位 535,395 回「マーチンとプーチン2」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
35位 545,416 回「後藤を待ちながら」『ALICE』(2005年)
34位 549,489 回「地球の歩き方」『STUDY』(2003年)
33位 553,309 回「帝王閣ホテル応援歌」『CLASSIC』(2003年)
32位 555,630 回「モーフィング」『ALICE』(2005年)
31位 555,776 回「読書対決」『home』(2000年)

 『雀』の最高順位である「男女の気持ち」は女性に振られた青年が、振る女の子の気持ちを体験しようとするところから始まる話です。『home』の最高順位である「読書対決」は、一時期は様々な番組で披露されており、ラーメンズの有名なネタのひとつです。文学作品のストーリーをうまく使って勝負を決める不思議な対決が展開されています。

 ラーメンズは歌ネタもありまして、「帝王閣ホテル応援歌」は歌詞がしっかり決まった完全な歌ネタです。ただし、歌詞を本当に楽しむのでしたら『CLASSIC』の他のネタを全て見ておく必要があります。

 独自システムを展開するネタは後期になるほど洗練されていまして、流れるように場面が次々と切り替わってゆく「モーフィング」というネタもございます。

 初期の作品でも、彼らの独自性が光っておりまして、人の役割が非常に重視される世界の出来事を描いた「無用途人間」は若手芸人が考えたネタとしては未だに異彩を放っています。


30位~21位

30位 556,993 回「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」『鯨』(2001年)
29位 563,443 回「怪傑ギリジン」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
28位 599,333 回「バースデー」『鯨』(2001年)
27位 609,801 回「超能力」『鯨』(2001年)
26位 617,590 回「読書対決news篇」『news』(2000年)
25位 617,741 回「ホコサキ」『STUDY』(2003年)
24位 629,170 回「イモムシ」『ALICE』(2005年)
23位 652,851 回「日本語学校アメリカン」『椿』(2001年)
22位 654,366 回「スーパージョッキー」『TEXT』(2007年)
21位 654,383 回「本人不在」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)

 そろそろ上位陣へと入ってゆきます。

 『news』最高位のネタは「読書対決news篇」です。このように「読書対決」はいくつかの種類が存在しています。『椿』最高位のネタである「日本語学校アメリカン」もまた、ラーメンズの代名詞的なネタのひとつである「日本語学校」シリーズの中の一本です。

 『鯨』最高位の「超能力」は怖い部分もあるネタとなっています。怖い部分もあるネタはインパクトが強いせいか、人気作が多いです。

 「怪傑ギリジン」や「スーパージョッキー」のように、片方がひたすら動かず黙ったまま、もう片方がひたすら動いて何かを披露し続けるネタもラーメンズでは知られたタイプのネタです。黙っている側がたまにマジで吹き出したりするところも含めて楽しめるネタとなっています。

 「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」は、ねとらぼ調査隊のアンケートでは2位に入っていました。真逆の性格を持つふたりがそれぞれに悲しみを抱えながら楽しいやり取りをするところが見る人の心を打つのかもしれません。


20位~11位

20位 676,606 回「エアメールの噓」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
19位 680,483 回「シャンパンタワーとあやとりとロールケーキ」『TOWER』(2009年)
18位 684,332 回「風と桶に関する幾つかの考察」『ALICE』(2005年)
17位 684,557 回「科学の子」『STUDY』(2003年)
16位 687,260 回「QA」『STUDY』(2003年)
15位 735,084 回「小説家らしき存在」『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』(2002年)
14位 744,094 回「路上のギリジン」『ATOM』(2002年)
13位 756,448 回「やめさせないと」『TOWER』(2009年)
12位 774,663 回「バニー部」『ALICE』(2005年)
11位 786,780 回「バニーボーイ」『CLASSIC』(2003年)

 『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』の最高位である「小説家らしき存在」は怪談じみたお話となっています。「誰でも一生に一本くらいは面白い物語を作ることができる」という言葉が印象深いネタです。

 『CLASSIC』の最高位である「バニーボーイ」は水商売の青年であるバニーボーイがお客のところまで来ていろいろやらかすネタです。ふざけてるんだけど、どこか可愛らしいバニーボーイが人気の理由でしょうか。

 「科学の子」は名前の通り、科学をネタにした、ラーメンズにしては珍しいネタです。個人的にはサイエンスジョークですべるところが妙に気になってしまいます。


10位~5位

10位 908,182 回「study」『STUDY』(2003年)

 ヤバい人が出てくるタイプのコントですね。何やらすごい人風の人物が、どうしようもない小悪党という落差が印象深いネタです。ラーメンズのネタは小林さんと片桐さんのどちらもヤバい人の役をするんですが、自分のキャラクターを活かし、ものすごい熱量で暴れまわる片桐さんとは対照的に、小林さんは理屈と屁理屈で冷静に暴走して周囲を煙に巻いてゆきます。

9位 923,769 回「同音異義の交錯」『TEXT』(2007年)

 ふたりがふたつの場面をそれぞれ別々に進行させ、特定のセリフを橋渡しに隣の場面へ移るという、独特なシステムが際立ったネタです。観客を置いてけぼりにさせないよう、うまく情報整理をされているからこそ、1度でも理解できるようになっているのだと思います。

8位 1,063,374 回「銀河鉄道の夜のような夜」『TEXT』(2007年)

 一見するとストーリー性の強いコントのようです。しかし、後半に新たな事実が判明することにより、全く違った話となり、エンディングを迎えます。このコントは『TEXT』のラストに披露されたネタで、ラーメンズのネタにはしばしばあるのですが、前に披露されたネタをフリにしてるコントがしばしばあります。そういう意味でも、ほかの『TEXT』のネタを見てから視聴したほうがいいネタだと思っています。特に、「同音異義の交錯」は見ておいたほうがいいでしょう。

7位 1,197,896 回「条例」『TEXT』(2007年)

 同じ場面を繰り返す、というネタは多くの芸人がやっていますけれども、条例という形で変化させてゆくところが独特です。こちらも、同じ講演で披露されたネタをフリにしており、それゆえに余計な説明をカットしています。それぞれの条例の表現方法も極端なのがいい味出しています。

6位 1,212,231 回「金部」『STUDY』(2003年)

 小林さんが詐欺っぽい役になるネタはいくつかありましが、その中で1番人気のようです。とにかく怪しい話で煙に巻く。本当にそういう商売をしているんじゃないかと言いたくなるくらい上手です。片桐さんがナチュラルにヤバいやつなのもマジっぽく見えますね。歌ネタもそこそこ入っていて、中には既になくなっているお店の名前もあり、時代を感じさせます。というか、MDウォークマンとか出てきますし。


5位~1位

5位 1,229,413 回「50 on 5」『TEXT』(2007年)

 五十音を扱ったネタとしては「ドラマチックカウント」がありましたけれども、こちらは五十音を徹底的にしゃぶりつくしたネタです。ちゃんとしたストーリーに沿いつつも五十音で遊び、怪しい鬼まで出てきたりする。いろいろと盛りだくさんなコントとなっています。

4位 1,355,162 回「採集」『ATOM』(2002年)

 ここ20年の間、「お笑い芸人の怖いネタ」の中で五本の指に入るほど有名なネタです。地元に帰ってきた青年が旧友と会うも、徐々におかしなものを見つけてしまう。序盤のちょっとしたセリフ一つひとつが伏線になっているところも恐怖を誘います。25分越えという長尺コントですが、卓球勝負あり、ラップあり、恐怖に追いつめられる場面ありと、決して時間の長さを感じさせない名作となっています。ねとらぼ調査隊のアンケートでは堂々の1位に輝いています。

3位 1,424,935 回「名は体を表す」『TOWER』(2009年)

 名前と発音の関係を扱ったネタです。ふたりが座って討論っぽいバカ話をする形式のネタでもあります。ラーメンズと言えば小道具としてしばしば箱を使いますが、このネタも箱をうまく使ったものとなっています。後期の作品らしく、ラーメンズがこれまでに培ってきた様々な要素を違和感なく盛り込んだ作品とも言えるでしょう。

2位 1,512,537 回「不透明な会話」『TEXT』(2007年)

 『TEXT』ではその名の通り、言葉にこだわったコントばかりを披露しています。このネタはふたりが座って討論する形式のネタですが、理屈と屁理屈と暴論がぶつかり合う、訳の分からない会話が続きます。片桐さんの馬鹿っぽさがとてもいい味を出しているネタです。

1位 2,958,806 回「不思議の国のニポン」『ALICE』(2005年)

 1位は「不思議の国のニポン」でした。ラーメンズの名前を世に広めた「日本語学校」を発展させたようなネタでして、日本の都道府県を一通りいじってゆくコントです。馴染みのあるものをテーマにし、人気のある形式を用いて、でも独自性が楽しめる。そこのところが人気なのでしょう。


 というわけで、以上がラーメンズ動画の再生数ランキングでした。『TEXT』に出てくるコントが全体的に再生されているようです。言葉にこだわったネタが動画環境とマッチするのでしょうか。この辺りは、更に検討する必要があります。

 今回は以上になります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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