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今インフルエンザは

インフルエンザの流行状況
東京都 2021-2022年シーズン

Power BI Desktopにインポート

Power BI Desktopのフィルター機能を再確認したかったので、今シーズン流行ると言われた「インフルエンザ」のデータで試そうと考えました。
都道府県全体で整理されたデータが見つからなかったので、東京都のデータを使用。
Excelファイルを「Power BI Desktop」に取り込みます。
2021年9月6日(第36週:36w)以降の年齢別患者報告数の結果です。

年齢別週単位の集計。並べ方の調整のために「1」「2」と番号を付与(後述)

予想外に少ない数字が並んでいました。

グラフ作成

それでもグラフにしてみます。

年齢別棒グラフ
折れ線グラフ

①ビジュアルフィルター

フィルター機能を試します。
試すのは3種類です。

  • このビジュアルのフィルター:選んだグラフ・表のみ対象

  • このページでのフィルター:開いているページ上の全グラフ・表対象

  • すべてのページでのフィルター:他のページのグラフ・表も対象

今回の場合グラフでなく表を選択します。
「このビジュアルのフィルター」で「38w」(38週目)を選ぶと、指定したグラフで「38w」の列のみ表示されます。
左のグラフは変化しません。

右のフィルターパネルで「38w」を指定

年齢幅で「1-4」のみ選択すると、その行だけが表示されます。

ビジュアルフィルターで年齢幅「1-4」を指定

⓶ページフィルター

上記と同じ設定を「このページでのフィルター」で指定すると、ページ上のすべてのグラフに適用されます。
左の表も「1-4」のみの集計値を表示します。

ページフィルターで「1-4」を指定。右側の表も「1-4」のみ表示

③すべてのページフィルター

「すべてのページでにフィルター」を使うと、別のページの棒グラフにも同じフィルタ条件が適用されますし、

(すべての)ページフィルターで設定すると全ページに適用

折れ線グラフも同条件で描かれます。

折れ線グラフも「1-4」でフィルタリング

#メモ<xls取り込みとソート>

今回取得したデータは「xls」と、古いExcelの形式でした。
Power BI Desktopではアドインを組み込まないと読み込めないようなので、Excelの「データ」→「データの取得」で読み込み、

xlsxに保存してから、Power BI Desktopにインポートしました。
また、最初の表に「1」「2」と番号を付けたのは、「1-4」「5-9」のままでは年代順に並ばないからです。

素のデータのままでは年齢順にソートできない

上記の表は「マトリックス」というクロス集計用です。
これは「テーブル」(表)とは違い、番号の隣に年齢幅を並べられないので、左に「番号と年齢幅」の表を並べています。

マトリックスの見出し行では番号の下の階層に年齢幅が配置。上記は展開したマトリックス

なお、マトリックスでのフィールドの割り振りは以下のようにしています。

フィールド割り当て

サイトのデータが更新された場合、①Excelで「すべて更新」し、⓶Power BI Desktopで「データの更新」をクリックすれば最新の報告数値が表やグラフに加わります。


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