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ドローン墜落。その修理依頼手順

※カバー画像は「Bing Image Creator」で生成
 プロンプト「real photo , three drone in the sky high and wave , 4つのプロペラ , 波の近く , sunny」  ※英語と日本語混在のプロンプトです。

DJIのサイトから修理依頼

ある日、屋内練習場で「DJI Mini3 Pro」を屋内練習場で飛ばしていました。
床に書かれている円に沿って飛ばしていたところ、急に墜落。
純正プロペラガードを付けていたので、「バラバラ破損」とまではいかなかったものの、ボディカバーやジンバルにずれが生じてしまいました。
Mini3 Proは購入してまだ半問程度です。
以前にもDJIに修理を依頼したことがあるのですが、サポートは使いやすいと思います。
今回も修理に出すことにしました。

・DJIのサイトにログインします。

上部メニューのサポートから「オンライン受付サービス」を選びます。
その下に「DJI Care Expressサービス」というメニューがあります。
サポートオプション(有償)の「DJI Care Refresh」に加入している利用者がいち早く機体交換できるサービスです。

DJIのサイトにログインしサポート受付メニュー

DJI Care Refresh」の枠で修理や交換受けた方がいいかとも考え、最初はどのメニューに進めばいいか迷いました。
オンライン受付サービス」で申請すれば、「DJI Care Refresh」に入っているかどうかを確認した上で対応してくれます。
オンライン受付サービス」に進みます。


DJI Care Refreshの内容

DJI Care Refresh 1年版
リフレッシュ交換回数:
2回(飛行紛失交換は1回まで)
対象製品/パーツのメーカー保証延長[3]:なし
定期点検(対象製品限定):1回
修理特別割引(対象製品限定):2回(15%OFF)

DJI Care Refresh 2年版
リフレッシュ交換回数:
3回(飛行紛失交換は2回まで)
対象製品/パーツのメーカー保証延長[3]:1年間延長
定期点検(対象製品限定):2回
修理特別割引(対象製品限定):3回(15%OFF)

※リフレッシュ交換費用は1回目8,580円(税込み)、2回目9,350円(税込み)、3回目10,450円(税込み)


着払いの集荷も依頼

修理申込」をクリックします。
DJI Care Refreshに登録している(DJIに登録している)機体が表示されます。

オンライン修理受付サービスの修理申込
登録済みの期待が表示

故障内容や故障時の状況を記載し、申請すると「ケースナンバー」が発行されます。
進捗状況を確認する際は、この「ケースナンバー」を使ってサイトで確認駅ます。

進捗状況の確認

加えてヤマト運輸の「集荷依頼」のリンクが表示されます。
着払いで利用できるます。
集荷時間などを記入し、依頼します。
(梱包は前もって自分で行います)

メールで見積もり確認

機体を発送後、DJIから以下の件名のメールが届きます。

【返信不可】DJI 製品受け取りのお知らせ (ケースナンバー記載)

その翌日には修理内容と見積額の連絡がありました。
まず電話での連絡があり、以下の件名のメールが送られます。

【返信不可】お見積り結果のお知らせ(ケースナンバー記載)

メールの見積もり内容には、「DJI Care Refresh」を使わない場合の見積もりと、「DJI Care Refresh」を使った機体交換の金額(8,580円)が記載され、どちらかを選べるようになっています。

今回は電話には出られませんでしたが、聞きたいことがあったので、翌日メールに記載してある「チャットサポート」(平日10:00~18:00)を利用しました。

チャットではレスポンスよくやりとりができました。
複数の質問を同時にしたりすると、「5-10分ほどお待ちください」と返すこともありましたが、全体的には丁寧に回答してくれる印象を持ちました。

原因解析には追加依頼

ただ、今回の「墜落」の原因についてはメールで触れられてなかったので、チャットで尋ねたところ、「(原因)解析には書面に記入して申請派が必要」という回答でした。
チャット画面で「解析データ分析表」のExcelファイルが送られてきました。
機体のシリアル番号や発生場所、発生時の状況などを記載し、チャット画面の下にある添付アイコンをクリックして戻します。
チャットでの問い合わせはここで終了しました。

解析結果の回答は翌々日メールで送られてきました。
原因は解析できないという回答でしたが、「保証範囲なので無償対応」に変わりました。
修理ではなく機体交換となりました。

あと、これも重要な記述。
機体交換 【機体シリアルナンバー(製造番号)変更なし】」。

シリアル番号は変更なし

シリアル番号が変わることで面倒なのは、「機体登録」の変更です。
2022年6月から国土交通省は、重量100g未満のドローンの登録制度を始めました。
専用サイトで登録し、認可を受ける必要があります。

シリアルナンバーが変わると、登録し直さないとといけません。
今回の対応を見る限り、デフォルトでシリアルナンバーを変えない手続きで進んでいたようです。
念のためチャットサポートでこの件にも聞いたところ、

「シリアルナンバーは変わりませんので、登録変更などの作業は発生しません」

という回答をもらいました。

リモートID書き込み

修理後の発送の連絡は以下の件名でメールが送られてきます。
【返信不可】DJI 製品発送のお知らせ(ケースナンバー記載)

装着したままだったmicro SDカードをは、別のチャック付きポリ袋に入って同梱されていました。

到着したドローン機体に対し、実際には行わないといけない作業がありました。
DJI RC送信機とドローンを立ち上げた後、機体の「アクティベーション」が必要です。
DIJのアカウントにはログインした状態を保っており、DJI RCの初期設定(送信機のアクティベーション)は不要でした。

その後に「リモートID書き込み(インポート)」を行います。
一緒に送られてきた手順書を見ながら行えました。
DJI RCの場合は

  • カメラビュー画面右上「一般設定メニュー」(・・・)

  • 安全」タブを選択し画面下にスクロール

  • 無人航空機システム リモートID」を選択

  • インポート」を選択

  • 国土交通省航空局(DIPS:ドローン情報基盤システム2.0)にログインする画面に遷移(この際シリアルナンバーが表示)

  • IDとパスワードを入力

  • DIPSとと連携されることで、機体にリモートIDが書き込まれる

  • インポート済」と表示されれば OK

と手順通りに実施できました。
これで設定完了です。

全体の流れ

全体的にはこういう順番で進みました。

  • 1日目(故障発生日):DJIのサイトで修理申請と集荷申込

  • 2日目:機体集荷(ヤマト運輸)

  • 3日目:機体受け取りの連絡(DJIから電話とメール)

  • 4日目:DJIのチャットサポートに質問。原因解析を申請

  • 6日目:解析結果を元にした再見積もり内容の連絡(DJIから電話とメール)

  • 9日目:機体受け取り

  • 10日目:アクティベーションとリモートID書き込み

(途中土曜、日曜を挟んでおり、その両日はカウントしていません)

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