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どれだけお金がかかる?①(〜2022年5月分)

2020年基準 消費者物価指数
全国 2022年5月分(令和4年6月24日公表)

消費者物価指数とは

消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。 すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成しています。

総務省時計局のサイト(ホーム>統計データ>消費者物価指数(CPI))より

消費者物価指数は、基準となる年の物価を100とします。
今回公表された値の基準年は2020年です。
物価は、需給がひっ迫すると上昇率が高まり、需給が緩むと低下する傾向があります。
主要な指数には「総合」の他に10代費目指数ーー「食料」「住居」「光熱・水道」「家具・家事用品」「被服及び履物」「保健医療」「交通・通信」「教育」「教養娯楽」「諸雑費」ーーがあります。

光熱・水道

各指数を見てみると、変化の大きい項目がいくつかあります。

「総合」の他に10代費目指数(2010年以降)

例えば「光熱・水道」です。
2021年以降上昇し続けてるのがわかります。

「光熱・水道」

交通・通信

一方、減少傾向が見て取れるのは「交通・通信」です。
在宅時間が多くなった結果を反映しているのでしょう。

「交通・通信」

教育

高等学校や大学、専修学校の授業料が2019年10月に入り急落しています。
この要因がよくわからなかったのですが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い特例授業料免除を実施した教育機関や、新型コロナの影響で中退する学生が増えたことなどが影響したのかもしれません。

「教育」


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