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家にいる時間が多いと何を食べるのにお金を使う?

家計調査(二人以上の世帯)
2021年(令和3年)11月分 (2022年1月7日公表)

  • データソース:政府統計の総合窓口「e-Stat」(総務省統計局)

  • 取得サイト:http://www.e-stat.go.jp/

  • データ種類:消費支出(二人以上の世帯)

  • データ取得ツール・サービス:Tableau Public

  • OS:Windows 10

Tableauにインポート

家計調査で公表される「消費支出」には、品目約900項目に関する支出の月平均値を収録しています。
「この支出が増えてる」「減ってる」と言った発見があり、見てるとあきません。
最近気になっているのは「食品品目」です。
「ステイホーム」「テレワーク」を反映した推移が見られます。

Tableau Publicで食料の主な品目の推移を一覧しました。
Publicはフリーで使えますが、Webから直接データを取る機能に制限があるので、PCにcsvデータをダウンロードしてからインポートしています。
ざっと見て推移の変化にが目に留まった「外食」「調理食品」をハイライトさせました。

「外食」と「調理食品」の消費支出をハイライト

前年同月比

前年同月比で見ます。
2019年から2020年の変化の方が大きいので、2020年/2019年の推移です。
「消費支出」は外食や食品などすべての品目の支出の合計値です。

2019→2020年(前年同月比)

外の出る回数が減った分、家の中で食事をする機会が増加 ―― その動きをが反映されていると読み取れます。

前前年同月比

直近の2021年と2019年は、「基準」を「2019」に設定することで比較しました。

基準年に対する増減比を求める

ちょっと見にくいですが、緑が「調理食品」、薄こげ茶風の色が「外食」の推移です。
それぞれ薄い色が2021年、濃い色が2020年です。
2019年の数値(図では0%直線)に対し、2020年、2021年の前年同月比、前々年同月比の推移を表しています。

20年、2021年の前年同月比、前々年同月比の推移

2021年の様子を2020年と比べると、比較的「調理食品」が安定して前年を上回る推移が見て取れます。

2021年前年同月比


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