なべ岳

不惑になれない社会人 @owlC330 趣味雑多に思うことを出力したい。料理/書籍/酒…

なべ岳

不惑になれない社会人 @owlC330 趣味雑多に思うことを出力したい。料理/書籍/酒煙草/道具と器。各マガジンに分類して、つらつらと出力していきます。

マガジン

  • 書架の隅

    本棚の中の様々な書き散らし。本についての呟き。読了感想やオススメ紹介、民俗文化人類学風の考えまとめ。

  • 厨の陰

    キッチンの呟き。料理と健康についてのあれこれ。食器道具、食文化、レシピと作ってみたの記録。

  • 試作中

    試作として書き散らしたnoteを束ねました。

  • 納屋の裏

    アウトドア、野外活動についての備忘録。盆栽に始まる庭いじりと菜園仕事について。野外道具やキャンプツールもこちら。

  • 机の縁

    テーブルの上のあれこれ。パイプ煙草を初めとした喫煙全般、お酒にまつわるモノコト。酒場探訪、酒器全般、お酒の作ってみたもここに。

最近の記事

読み途中『晩酌の誕生』・本が好きな話/その4

読了ではなく読書中。魅力的な本だったので、概要をご紹介。 タイトルは『晩酌の誕生』飯野亮一著 ちくま学芸文庫 イ-54-4 2023/11 日本においての晩酌という文化の変遷について論じた一冊。まだ半分くらいの進捗だが、この時点でもだいぶ面白い。 論調としては、お酒を「飲む側」から見た場合の「飲み方」の変遷を、文献を基に紹介していく。文献は中世であれば風土記や歴史書が主で、近世江戸時代では旅行記や幕府発行の統計書を始め、狂歌や俳句、仮名草子までを含む。説明の折々に狂歌や

    • 納豆アレンジ・なぜか好き/その7

      納豆の食べ方については様々なアレンジが報告されている。この点については論争になることもあるので、扱いについては難しいと思う。 とはいえ、好きであることだけを箇条書きにしてみることなら大丈夫だろう。自分のアレンジは少し変わっているので、その点についてはノーコメントでお願いしたい。 ①ジャコわさび シラスやジャコと粗い刻みわさびを混ぜる。味付けは塩のみ。 ②全卵 卵白はビタミンを破壊するという言われ方をしますが、全卵を使った場合はスープ部分になるので入れます。味は出汁醤油で。

      • 紅茶と中国紅茶 お茶のこと/その2

        前回職場ではトルコ紅茶をティーパックに入れて飲んでいると書いた。紅茶はこの『トルコ紅茶』に出会ったからこそ、ティーパックを用意したもので、それ以前は中国茶がメインだった。 中国茶は、現地の生活の中ではではコップで飲まれている。耐熱ガラスにそのまま茶葉を入れて湯を注ぎ、上澄みを飲むという飲み方である。(他には磁器製の茶こしが内蔵できるタイプの茶器もある)。 中国茶葉は大きいので、縮れた状態から水分を含むとほぼ元のサイズ(5mm程度から4-5cmまで10倍程度)まで戻るため、ふ

        • 糠漬けの息切れ・つけもの録/その12

          糠漬けをはじめて数か月が経った。キュウリも十本以上は漬けたし、ニンジン、ミニトマト、ゴボウ、ミョウガ、昆布にスルメイカとアレンジもした。加工済の糠床(ドライ)は4回は足して、塩も加えてかき回すこと数回。 けれども冷蔵庫漬けだからなのか、やや漬かるまでの時間がかかるようになった気がする。時差で漬けていないからなのか、一度に3本同時漬けした場合には食べごろまでの間が長く感じるようになった。 糠の活性が弱いのだろうか。 あるnoteでは茄子を漬けて糠床の鉄分を判別する方法を見かけ

        読み途中『晩酌の誕生』・本が好きな話/その4

        マガジン

        • 書架の隅
          6本
        • 厨の陰
          27本
        • 試作中
          58本
        • 納屋の裏
          4本
        • 机の縁
          10本

        記事

          ストロングスタイル・つけもの録/その11

          我が家のお漬物は現在糠漬け一色になっているけれども、それ以前またはスポット的に作るものがある。それはキュウリ漬けである。しかもタイトル通りのストロングスタイル。どこがストロングなのかというと、下記のレシピを見ていただくとお分かりいただけるだろう。 材料 ・キュウリ 2-3本 ・醤油 適量 以上 作り方 ・キュウリを小口切りにし、ビニール袋に入れる。 ・醤油を入れ、空気を抜き、なるべく全体が漬かるようにする。 ・冷蔵庫で三日以上漬ける。 以上です。 醤油の塩分でキュウリ

          ストロングスタイル・つけもの録/その11

          試作59

          新しい習慣として、歩くようにした。出勤退勤の際のバスと、乗り換え途中の一駅分で、最大では60分くらいにはなる。一日平均6,000歩~10,000歩は歩けて、週5でそこそこの運動量だと思う。 理由としてはダイエットもあるが、肝臓の数値が悪化してしまったことが一番の理由だ。運動によって脂肪肝の改善を試みている。 アプリを使い、一日の目標を達成させることが習慣化してきた。やはり数値が出ることで張り合いも達成感も高まる。おかげで週4-5は達成するようになってきた。雨の日と気分の乗らな

          チャイ・デビュー お茶のこと/その1

          昔からお茶について興味があり、これまでいろいろと手を出したりしいてききた。おかげで自宅のストックは数年前の茶葉から最近の頂き物まで地層化してしまった。日陰保存してあるので、風味は弱まったとしても飲めなくなるものではないだろうと思っている。 さて、新しいテーマ「お茶のこと」シリーズ第一話目としては、これまでのお茶履歴より先に、最新導入のお茶の話をしていきたいと思う。 タイトルのとおり「チャイ」についての第一印象について語る。 今回購入したのは、Caykur社製「Cay Ci

          チャイ・デビュー お茶のこと/その1

          試作58

          最近読書が出来なくなってきた。 新しく買った『地球の歩き方 ムーJAPAN』に手が伸びない。『怪と幽』の新刊も未着手で、積読になっている。 かといって、別の積読解消をしているわけではなく、ただ単に手が伸びないだけである。 もっと言えば本を読むのが面倒になったようだ。Youtubeも漁る気が無くなっている。録画したTVも忘れかけている。 最近はインスタやフェイスブックのロールを眺めるだけで数時間が経ってくれるからそればかりを見ている。 なんだろう。体調も思わしくない。不安である

          からそば・なぜか好き/その6

          テーマ別としては「うちの味」にもなりそうですが、料理というより組み合わせの妙であるためこちらにしました。 こちらのWiki内に「からそば」が掲載されています。 八重山そばの食べ方の一種で、袋麺と缶詰さえあれば完成という漁師飯など即席弁当的な位置づけのようです。実際『ケンミンショー』でも漁港での携帯食のように取材されていたことを覚えています。 ・レシピについて 用意するものは主に2種類ですが、それぞれ個人的な好みがあるので、そこはタイトル次第ということで注釈を入れます。

          からそば・なぜか好き/その6

          深漬け・つけもの録/その10

          糠漬けにハマって2か月が経過しました。SNSでも発信しているなかで考えるきっかけとなったのが、「漬かり具合」。 現在使っている糠漬け袋の背面でも、キュウリの糠漬けについては、8~15時間や、漬かりづらいニンジンであっても20~30時間という目安。つまり一晩ないし一日で食べごろになるという表記です。 では我が家ではというと、漬けっぱなしにしがちであります。上記目安を大幅に上回り、本稿執筆時でもニンジンなら7日以上、キュウリでも3日目が残っています。いわゆる深漬け状態。ハルゴボウ

          深漬け・つけもの録/その10

          三年目の結実 盆栽のこと/その5

          今年初めて桑の実が成りました。もともと庭の片隅に生えていた、養蚕の名残です。 可食かどうかはまた調べますが、童謡のアレを体験してみたいものです。

          三年目の結実 盆栽のこと/その5

          試作57

          連休直前で風邪をひいてしまった。少なくとも一回はベルギービールウィークエンドに参加して、今年のグラスを受け取らないと悔いが残る。 あと、SNS経由で知り合った東京の人とオフ会をやるので、なんとかしても一日で治さないとという状況で仕事をしていたりする。 明日一日で完全復活し、残り3日間を家族と遊びとで楽しめるようにしないと。特にオフ会は煙草会でもあるので、喉の辛さは早々に回復させたいところ。 寒暖差の激しい連休となりそうで、皆様も体調管理というより予定詰めすぎて疲れからの体調

          2024年の新緑 ・盆栽のこと/その3

          4月も終わりGWの声も聞こえてきた今日この頃。我が家の盆栽は全て冬を越すことができ、無事に新芽を広げることができています。 主には紅葉がなのですが、冬の剪定と植え替えが功を奏したのか葉の数が多く、枝も伸びるよりは分岐が多くなっており、見た目にも健全な育成がされていると思えるほどです。 今年はさすがに多く手をかけてあげようと考えておりまして、この季節にすべきことは「芽摘み」と「葉刈り」です。詳細は専門家の方の記事を参照していただくとして、時期的には遅めなのが現実です。ていうか、

          2024年の新緑 ・盆栽のこと/その3

          試作56

          最近は漬け物三昧だった。長年憧れていた糠床を購入した勢から、色々な食材を漬け込んだ。基本の野菜たちのほか、乾物を漬けこんでみた。スルメイカはなかなかに魅力的な肴に化けたと思う。 以前から塩漬け、醤油漬けは常に行ってきた。ニンニク醤油は昨年初であったが、キュウリの醤油漬けは以前からのレシピだ。塩漬けは食べきれない野菜への加工方法としては基本であった。 今後の課題としては、漬ける食材の多様化である。また、塩、醤油、酢、糠の他にも、味噌、味醂?、砂糖??といった漬け材へのチャレ

          糠漬けアレンジ・つけもの録/その9

          デビューから一月以上経ったので、基本の漬物以外に着手をはじめました。今回は、前回漬けた結果報告として、昆布とスルメイカの感想です。 昆布については身の薄い出汁用を使っているため、水分を含んでだいぶ柔らかくなっていました。風味は糠が強く昆布が弱くなっており、塩分もあるため白ご飯に最適でした。 野菜から出た水分を乾物に吸わせるというテクニックがあると聞きましたが、この昆布では薄すぎて効果が無いと感じましたが、美味いです。 スルメイカについては、驚きました。水分を吸って柔らかく

          糠漬けアレンジ・つけもの録/その9

          糠漬けデビュー・つけもの録/その8

          相変わらず糠床で遊んでいます。 本記事掲載時点では、大根、人参、蕪、昆布、スルメイカを漬けています。 大根人参は前記事の頃から継続ですので、そろそろ食べきります。新しいのは、蕪とスルメイカ。昆布は継続して風味付け用に漬けていますが、今回のは食用としてカットせずに入れました。取り出した時点では食べる用に冷蔵保存する予定です。 そしてこの直前に試したことが、鶏むね肉の糠漬け。琺瑯のバットにキッチンペーパーを敷き、両面に糠床を塗った生の鶏むね肉を入れてペーパーでサンド。3日寝かせ

          糠漬けデビュー・つけもの録/その8