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バンクシーがウクライナで活動

バンクシーは2022年11月11日の夜、自身のインスタグラムにウクライナの首都キーウ近郊のボロディアンカで描いた作品を投稿。崩れたコンクリートの上に、女子体操選手の逆立ちをした絵が描かれている。ロシア軍のミサイル攻撃を受けたマリウポリでは、3月に金メダル候補の新体操選手カティア・ディアチェンコさんが家族とともに亡くなっている。柔道で黒帯を持つロシアのプーチン大統領を皮肉っているのか?近くの廃墟には、柔道衣を着た少年が黒帯を締めた大男を投げ飛ばす絵もある。地元の警察は、攻撃を受けて廃虚になった住居の壁に描かれた絵の警備を始めた。バンクシーによるものかは確認されていないが、キーウ市内では、鉄骨製の車止めをシーソーに見立てた子ども2人の遊ぶ絵が、近郊のイルピンでは、建物の側面に開いた穴の上に、首にコルセットのようなものを巻いた新体操選手がリボンを使って演技をしているものも見つかっている。

正体不明のストリートアーティストとして知られるバンクシーだが、今回は作品を描く姿を目撃したという複数の証言がある。作業服を着た5人組が、救急車のような車に乗ってやって来て、素早い動作で型紙を使ってスプレーで絵を描いていた。バンクシーは個人ではなくグループなのか?髭のある45から50歳の人物を、30から35歳くらいの人たちが手伝っていたという。11月11日、バンクシーが拠点とする?イギリスは戦没者追悼記念日だった。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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