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変わりたいなら。

私は本をよく読む。
読書が習慣化されたきっかけは、コロナ禍の休校。
子どもは学校に来ず、2日に1回在宅勤務があったので、それまではなかった余裕ある空白の時間が生まれた。

時間がある。何をしよう。
その時に始めたのが読書である。

職業柄、教育に関する本を多く手に取った。
有名な先生が書いているブログの記事を読んだり、セミナーにも参加したりするようになった。

結果。
コロナ蔓延の時期が終わった今でも、習慣として読書が身についた。
読書を通して、新しいことを学べるのはもちろん、自己について気づきを得ることができるのも心地よかった。
このように考えると、コロナによる休校期間は、自分にとって人生を豊かにするきっかけになったといえる。

経営コンサルタントの大前研一さんは、人間が変わる方法は、次のうち、どれか1つを変えればよいと述べている。
①時間配分
②住む場所
③付き合う人

時間配分を変えるにあたって、自分の中で「よし、今日からこれに時間をかけるぞ」と決めても、中々継続することは難しいと思う。
私の読書が習慣化した経験は、時間配分が変わったからであるが、これは「仕事」という外部要因が変わったことが影響として大きい。
つまり時間配分を変えるなら、自分の置かれている状況・立場(転職する・サークルに通う・研究会に参加するなど)を変えることが大切だと個人的には思う。

次に住む場所であるが、これは想像しやすい。
極端な例でいうと、海外移住すれば、現在の周りからの評価は無意味であり、新たな自分として再スタートできる。
個人的には、人生であと1回は住む場所を変えたい…。

最後に付き合う人。
先ほどと似ているが、所属する集団(会社・サークル・研究会)を変えることで、可能になる。

3つの要因が挙げられているが、1つを変えれば残りの2つも変わることが多い気がする。

人間は元々変化を嫌う生き物だと言われる。
安定を保とうとするのは本能であり、リスクが計り知れない未知の世界へ飛び込むことは、ストレスを感じるものである。

現状維持は衰退
変化なくして成長なし
成功するまで続けたら、それは失敗ではない

こういう言葉ともつながる。
学ぶ=変化するとも言い換えられそう。

頭でわかっていても実際に行動に移すことは難しいと感じる場面は多々あるので、
意識的に所属する集団を変えたいと思う。まずはここから。