僕らビミョーな6.5世代

この間触れた話題ですが、昨日アメトークで取り上げられていたことからこの世代が堪らなく大好きな私は無性に書きたくなってまたキーボードを打っております(本当はフリック入力だけど)。

タイトルはアメトークで付けられていた題名と同じものです。


第七世代のほんの少し前でありながら、千鳥やオードリーといったまだ輝かしい第六世代の中にも入れてもらえない芸人たち、則ち6.5世代を扱ったこの回。

さて、今回見ていて思ったこと...

率直な感想を言うと、なんだかめちゃくちゃ悲しくなった(笑)。

皆がそれぞれ色んなところで頑張っているのにどこか報われない 認めてもらえないやるせなさ、後輩の勢いに押されながら何をすることもできないことに対して滲み出る悔しさ。

バラエティだから笑って話していたけれど、本当は心から悔しいと感じているのだろうと強く思った放送だった。


とはいえ、評価が上がらなかったりなかなか認知してもらえなかったりはするものの、彼らはまぁまだ第一線に立って活躍できる知名度や仕事量を保っている。

全員週に二回くらいはテレビで見るし、ちょこちょこ出ているような印象。
(さらば青春の光はそんな見ないけど...)

それで何が不服なんだと怒りたくなるくらい仕事のない芸人たちも多くいる中で、彼らは恵まれているし能力だってあると思われている方なのではないのか。

何がここまで彼らをまるで負け組かのように見せているのか。

それは彼ら自身が自分達は微妙な立ち位置だと思っているからなのではないのだろうか。

勿論第七世代なんかよりはずっとファンも少ないだろうし、劣等感があるのは確かだろうが、彼らの立ち位置はそこまで情けないだろうか?

目立たなくとも声を出して番組に彩りを持たせて、必要な展開を読みきってその通りに動いて、円滑に進むように影から支える。

第七世代はやらない立ち回りだ。突拍子もないことをやるからこそ第七は面白い。けれど6.5世代の彼らのような、今言った立ち回りをする芸人だってテレビには必要なのだ。

全く目立たないだろう。普通に見ているだけではその重要性はさして分からない。

けれど、それでもその立場にちゃんと徹して自分達のすべき仕事をちゃんとしている彼らが、私にはとても格好良く見えるのだ。

後輩芸人がMCの番組でスタジオには行けずにロケをする。
めちゃくちゃ頑張ってロケをしたって、オンエアはほんの一瞬だったりする。
誰に認めてもらえるわけでもなく、それでも本気で取り組まなければいけない。

どんな芸人にだって多少はプライドもあるだろう。誇りを持てるような仕事をしたいだろう。自分が情けなくなってしまうような仕事をするのは辛い。

けれど、どんな物であれ仕事は仕事だから。

そう割り切って最後までやれるのは、今の彼らだからこそなのだと思うし、そこで折れてしまわずに続けていける根性を持っているところは本当に格好良いし尊敬できる。

だから彼らにもそんな自分に誇りを持って、これからも色々な番組を支えていってほしいと思う。

どんなに地味な活躍でも、必ず見ている人はいる。

そのことがどこかから本人達に伝わってくれればいいなぁと、いつもテレビで彼らを見ながら思っている。



...なんか上から目線になっちゃったかな。
本当に尊敬してます。

この話題は終わりが見えないのでここらで。読んで下さりありがとうございました。

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