【検証】理系のおばあちゃんは何人いるのか調べてみた
こんにちは、趣味で賞レースのデータ分析をしています。
普段は、「ツボログ」というお笑い芸人さんのネタレビューアプリ作っています。(2022年9月段階ではiOS版のみとなっております)
アプリの詳細や背景はこちら↓
君は真空ジェシカを知っているか
知っていますね。
こんな記事を読んでいるくらいですから。
昨年末のM-1で、決勝初出場にして、
ファーストラウンド第6位という結果ながらも、
順位以上の衝撃を世間に残していった真空ジェシカ。
お笑いファンの間では「くるぞ、今年は真空がくるぞ」と言われ続け、
ついに世の中に顕になった、なってしまったコンビ。
M-1以後はあちこちに引っ張りだこ、
いまノリノリのラヴィット!にも再三呼ばれ、
呼ばれてはふざけ倒して、Twitterでボロクソ叩かれて。
新宿Fu-で、パイプ椅子で、眼の前2mくらいの距離で見ていたファンの身からすると、
「大事な時期なのに…!大事な時期なんだぞ…!!」と思いつつも、
決して迎合しないその姿を見ると、複雑な心境です。
高校で仲良かった変な友達が、大学で浮いてしまっているような、
「あいつ、面白いのよ」と良さを知ってもらいたい気持ちもありつつ、
「あのときのままでいてほしい、大学の奴らにはわからないだろう」
みたいな気持ちもありつつ、みたいな。
でも結果として、ラヴィットも呼ばれ続けてどんどんハマってますね。
最近ではラヴィット側も、スタジオ呼ばずに、
手応えがないボケはカットできるロケに切り替えてますね、まーごめ。
「理系のおばあちゃん初めて見た」
そんな真空ジェシカのM-1決勝で披露したネタ、
真空ジェシカの良さが最大限に盛り込まれ、
なおかつしっかりマスにもウケる、
あの時点での最高傑作だったと感じました。
めちゃくちゃ笑いました。
中でも場を沸かせたのが
「理系のおばあちゃん初めて見た」
「おばあちゃん全員文系だと思ってた」
いや、全くもってそのとおりです。
理系のおばあちゃんなんて見たこと無い。
いるのか?ほんとに見たこと無いぞ?
しかし、のちに真空ジェシカのラジオ「ラジオ父ちゃん」通称ラジ父で、
ガクの大叔母が東大理三卒のリアル理系おばあちゃんであったと判明。
そんなことある?
いやでも、でもよ。
理系のおばあちゃんってそんなにいないですよね?
何人いるんでしょうか?
検証
ということで検証してみます。
まずはおばあちゃんの数から。
おばあちゃんは、65歳以上と定義します。
年齢別の人口調査では国勢調査がおもなデータとして取り扱われますが、
国勢調査は5年に一度しかないため、総務省が定期で概算で出しているらしい。
総務省統計局データ
おばあちゃんの人数
2022年8月時点のデータがこちら。
70-74歳が多いのは第一次ベビーブームの影響らしいですね。
中学の社会の授業を思い出します。
日本にいるおばあちゃんの数は2,000万人でした。
多い。
ここからは、
【おばあちゃんの人数】×【当時の大学進学率】×【進学者の理系比率】
で出していきます。
便利なもので、学校基本調査と呼ばれる、文科省が昭和25年(!)から取り続けている学校関連の統計データがありました。
ここからざっくりデータを取ってきます。
大学進学率
大学進学率は年々上がり続け、現在では50%強になってますが、
過去を遡ると昭和30年は男子で13.3%、女子で2.4%でした。
さらに理系比率をかけ合わせていきます。
理系比率は昭和50年時点で10%程度。
ちなみに薬学系は今も昔も割合高いらしい。へー。
理系比率
簡易的に昭和50年以前も同程度の理系比率をかけ合わせていきます。
考察
考察するほどのものは、何もないのですが。
10万人でした、理系のおばあちゃん。
割合としては10万/2,000万なので0.5%!
200人に一人の確率でした。
町中のおばあちゃん200人に声かければ
理系のおばあちゃんに巡り会えます。
割合としてはめちゃくちゃ希少ですが、
10万人って聞くと「結構いるな」ってなりますね。
東京ドーム2杯分、
理系のおばあちゃんだけで立派な学会開けます。
ちなみにM-1 2021の個人視聴率は12.6%らしいので、
1万人超の理系おばあちゃんがテレビの前で、
「いや、私は理系だよ」
と主張したことでしょう。
最後に
夏も終わり、秋を迎える準備をしている今日このごろ。
お笑い最高潮の季節がやってきますね。
0.02%
昨年のM-1優勝確率です。
6,000組を超える芸人がエントリーし、優勝はたった一組。
決勝進出でも0.2%、
準決勝進出でも0.4%
すごい確率ですね。
今年は誰が優勝するのでしょうか。
狭き門をくぐり抜けた、最高の芸人さんが、
今年も最高のお笑いを届けてくれることを期待しています。
普段はこういうツイートしています。
ぜひフォローお願いします。
一緒にお笑い楽しみましょう。
こちらのnoteもぜひ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?