新賞レース、シルバー1(仮)
0:はじめに
個人的な感覚の話にはなってしまうが今年のTHE SECONDファイナリストのタモンズの漫才に白けた。なぜ白けたのか、それはTHE SECONDにベテラン芸人の熟練の技を求めていたからだ。
その点タモンズの漫才は自分の中ではひどかった。特にボケの方が見るにたえなかった。喚き芸とでも言うのだろうか、言葉の内容ではなく様子のおかしさで笑かすやり口に感じられてしまった。他のネタ見せ番組や劇場なら別にそれをやっても良かったがベテラン芸人の熟練の技を見たかったTHE SECONDで喚き芸は子供っぽく稚拙に映ってしまった。
(※話は逸れるがタモンズのボケは漫才中のミキ昴生と同じ系統のようにも感じた。内容どうこうではなく様子のおかしさ、発狂で笑わせるノーテクニカルなところが似ている…みたいな感じで)
裏を返せば優勝したガクテンソクやガクテンソクと戦った金属バットはワードセンスが巧みだったと感じた。
このような経緯を経て題にある「シルバー1」という賞レースを思いついた。
1:シルバー1の内容
・開催目的:本当の意味でのベテラン芸人の熟練の技を見せる
・出場資格:年齢が65歳以上(前期高齢者)、芸歴不問。芸歴不問なのは吉本興業所属のおばあちゃんのような超オールドルーキーもいるため
・出場方法:各芸能事務所ないし演芸団体から1名(または2名?)選出
・予選:予選は任意とする。予選を行ってもいいし予選なしで推薦で選出しても可。ただし、予選を行う場合観客は全員65歳以上とする
・観覧資格:芸人同様年齢が65歳以上だけが観覧できる
・芸種:不問。漫才、コント、漫談、落語何でもあり。THE Wが近い
・採点方式:観客採点、THE SECONDと同じ形式とする
・対戦形式:M-1と同じ形式とする(観客が高齢者のため仲入りを挟みつつ行うものとする?)
・持ち時間:10分以内であれば好きな時間に終わっていい。10分なのは落語家にも出て欲しいため。ただし、持ち時間を過ぎた場合「お迎え係」が迎えに登場して強制終了となる
・運営団体:漫才協会、ボーイズ・バラエティ協会、東京演芸協会、落語協会、落語芸術協会等による演芸コングロマリット。吉本芸人も出場できるが吉本興業主催ではない(ここが重要である)
2:まとめ
以上が「こういう賞レースがあったら」という妄想である。そんなにマジにならないように()
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