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竹浦正起さんも『月』の人。

昨日の夜、青木選手のボイシー聴いていたら、ち◯ち◯先生の話題で盛り上がっていた。
(元気そうで良かった)と安心しました。
もう先生の話題はお腹いっぱいです(汗)
それはさておいて、昨日の試合で色んな感情を受けてるんだなとSNSの反応見て思った。
僕は申し訳ないですけど壮大な『プロレス』だったと感じた。
捉えた。

スイカ騒動から始まって、試合はアオキロックで敗北してムスメシ選手に「ありがとう」と伝えた。
世界のアオキが敗北したって、どうってことねぇんですよ。
いつまでも『世界のアオキ』なんです。
他に強い人はいっぱいいると思いますよ。
やりたい!
闘わせてくれ!
って、思ってる選手もいると思う。
でもね、格が違うんですよ。
己を知れって事です。

『ブランド』であり『ジャンル』の青木選手だからムスメシ選手とマッチメイク組まれたんですよ。
アップ要因だったとしても闘われる。
その職人としての姿勢は僕達 働いてる人間にも学ぶべきモノが沢山あった。
結果は結果です。
でも『勝ち』にこだわったから、良い仕事だったと思うのです。
こだわったから『プロレス』になったのです。
壮大なドラマ。
あんなの『青木真也』にしかできねぇよ。
僕は興奮していました。
ただ悔しかったって事で落ち込んでる人が多いのを知って、ガックリきたのです。
(あ、みんな『競技』でしか青木選手を見ていないんだなぁ)って。
僕にとっては『レスラー』ですから。
オファーがきたら受けて、カバン一つで現地に行って仕事する。
その国々の『闘い』に応じた試合をされる。
それによって観客は一喜一憂する。
ムスメシ選手が勝って喜ぶ。
青木選手が負けて悔しむ。
そこから見えてくる文脈を楽しむのが『プロレス』なのだ。
昔、パンクラスで新人ながら成長凄まじい近藤有己選手と鈴木みのる選手が対戦した。
鈴木みのる選手が誰もが勝つと思っていた。
だが勝ったのは判定ながら近藤選手。
笑顔で鈴木みのる選手は近藤選手と握手していた。
まだPRIDEができる前だ。
日本での総合格闘技ってモノの先端の『ブランド』がパンクラスだった時代。
何故、鈴木みのる選手は握手したのか?
近藤選手に敬意の拍手をしたのか。
笑っていたのか?
そこを考える事が楽しいのである。
「上だけ見てたら、下が上を目指していた」
鈴木みのる選手のコメントです。
現在は、見えたモノでしかおもしろさをとらえない。
SNSのショートな動画を見れば納得できる。
満足できる。
謎解きをしないんでよね。
考えない。
それはそれで悲しいと。
そういう時代です。
だからこそ、昨日の青木選手の試合は約 3分の試合だけども重厚に捉えられたのです僕は。
とてつもなく深くて厚い。
ハプニングをも受け止めて、恥をかいて。
されど話題は全部『青木真也』ですから。
落ちたとも思っていない。
青木選手のノート読んだら勝つには『個人商店』になってくると。

なるほどなぁと納得しました。
ONEに青木選手の居場所はもう無い。
すべて『青木真也』の世界なのだから。
旅立つ時なのだ。

それをも踏まえて、一番近くで試合見てきた竹浦さんはどう思っているのでしょう。
これまた有料だから詳しくは書きませんが竹浦制作室で『プロ』って事を深く学ばれたと書かれていた。
それで良いのです。
『プロ』ってどこのジャンルでもある。
リングに金網に立つからプロって訳じゃない。
現に僕にとっての『アマチュア』はいっぱいいますから。
学んだ事を活かして欲しい。
『プロ』として。
別にMMAやれとかじゃないし。
ブラジリアン柔術の中でも良いし、BJJLABでも良いし。
ジムでも良い。
取り組み方ですよね。
やる奴はやるし、何言ってもやらない人もいる。
だから、やるしかないんですよ。
それが『青木真也』だったのだから。
竹浦さんは良い経験をされたと思います。
何故、青木選手が竹浦さんにセコンドを頼まれたのか。
竹浦さんが、見て感じた事が答えです。
結局、勝ったのは竹浦さんだったかも知れない。
竹浦さんが一番アップデートできたのだから。
どんな事でも感情移入させる。
熱狂の渦の中心にいる。
これからの『竹浦正起』が楽しみです。
陰の主役。
縁の下の力持ち。
貴方も『月』の人になれるのかも知れない。
陰になれという意味じゃない。
必要とされる影響力を持つ者となれです。
月の明かりでしか救われない人は沢山いる。
そんな存在になってください。
なれるはずだ。
『アオキ・イズムは連鎖する』
後は『色』を創る事ですね。
『竹浦正起』としての。
コレも続けていく事です。
期待しています。

青木真也選手。
竹浦さん。
UNSPOOKYさん。
皆さん、お疲れ様でした。
お気をつけて日本に帰ってきてください。

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