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格闘技ド素人が、超RIZIN3をPPV視聴したのだ。

超RIZIN 3。
見終わりました。
まったく興味がなかった超RIZIN3ですが、U-NEXTでPPVを購入しようと思いました。
ポイントが貯まっていて、どうせこのポイントも当分使わないだろうからとの考えでした。
U-NEXTは じゃりン子チエに、ジャイアントロボも見れるんですよ。
マッ!!(関係ない)
今回はABEMAじゃないんです。
すいません、アーメマ!(ズコッ!)

じゃあ 何故、興味のないモノを見ようと思ったのか。
皇治選手ですね。
大好きな青木選手がセコンドに着くのもありましたが、それだけじゃなくて、この動画を偶然に見たんです。

青木選手が「怖いからこそ練習する、皇治は」って部分が引っかかって。
僕らもそうじゃないですか。
怖いけど、嫌だけど、逃げたくないから 仕事するし勉強するし。
逃げても良いんですよ。
でも、逃げたくない。
負けたくない。
先ずは、自分自身に。
そういった部分が見えて魅力に感じました。
いつも見栄張ってる皇治選手も人間なんだって部分ですよね。
弱い部分も曝け出す。
「泣き虫」じゃなくて「怖がり」です(わかるかな?)
で、購入しました。

今日は勤務なので、職場で見る事に。
入場式は、仕事で見れずで。
第一試合から本当に申し訳ないんですが、知らない選手ばっかりで。
興味もわかないんですよ。
あー、勝ったなぁ。
とか。
すいません!
格闘技ド素人な者で!
許してチョンマゲ!(ヤスカクさん調)

って、皇治選手の試合になった。
芦澤竜誠選手も本当に知らないんですよ。
ナマズ音頭くらい。
でも、因縁あるのは知っていた。

試合になった。

僕の素直な感想です。
良かった。
泥臭かったじゃないですか。
打ち合って。
スタミナ切れて。
それでも殴っていく。
途中、ミドル入ったら(イケる!)とも思ったんですが。
MMAなのに寝技の攻防も殆ど、いや まったくなくて。
最後は意地で殴るしかない。
そこが逆に良かった。
今の格闘技って綺麗なんですよ。
小綺麗な。
なんか『型』になってるなぁって部分があった。
やっぱり競技だよなぁって。
そこの、むりやり人間ドラマが外部から外堀埋めていく感じ。
煽りVなどでね。
滲み出るもんじゃなかったんですよ。
情念ですよね。
そんな言葉までいかないにしろ、ドロドロとした部分が見えました。
人間って、最後は根性と気合ですからね。
やるからには。
やるしかないんだから。

カッコ悪かったですよ、皇治選手も芦澤選手も。
そこが良かった。

『カッコ悪いって、なんてカッコ良いんだろう』ですよ。

セコンドに着いた青木選手はどう思ってるのでしょう。
と、思ったらもう記事を書かれていました。
スゲェな。

皇治選手の『田中宏治』な部分が垣間見れて良かった。
皇治選手は、ずっと『皇治選手』でいなきゃいけないから。
スーパースターでいなきゃですからね。
大変ですよ。
上からで申し訳ないですけど、ケンドー・カシン選手調で言えば「よくやった、褒めてやる」ですよ。
これで芦澤選手が上がったけど、皇治選手は下がっていないんですよね。
これってなんだと思います。
『プロレス』なんですよ。
勝敗が一番大事。
だけど、それ以上に大事なモノを感じる。
そして相手も上げて、自身も上がるのです。
MMA転向して二戦目でしょう?
曝け出したんだ。
大したもんですよ。
セコンドに着かれた、竹浦さんも何か感じるモノがあったのではないでしょうか。
悔しいのが先でしょうが、落ち着いたら どう感じるかですよ。
考えるか。
俯瞰としてみても。
なかったら、ダメですよね。
それこそお終いです。

そうそう。
朝倉選手と平本選手の試合だって、そう思った。
完全に世代交代でしょう。
青木選手も書いていましたが、朝倉選手はそれだけの選手になっていたって事です。
時代を作られた。
SNSでの炎上商法対決ってのも時代ですね。
『愛で殺せ』
とは、昭和が終わる少し前。
1988年8月8日。
アントニオ猪木さんが、弟子の藤波辰爾選手と試合をされた時の実況された古舘伊知郎さんの命台詞です。
「藤波よ、猪木を愛で殺せ!」
「青は藍より出でて藍より青し」もですよね。
朝倉選手によって作られた平本選手が『師』を超えたって事でしょうか。

そんな事じゃないか。
プロレス好きの格闘技ド素人が語るとダメですね。
理屈っぽくなります。
トホホのホ。
だから、僕はプロレス好きなんですけどね。
やっぱり見たい・感じたいのは『物語』なんだなぁと思いました。
点が線になる時の快感。
え?
格闘技はプロレスじゃないって。
いや『プロレス』の中に格闘技があるんですよ。
そして『格闘技』の中にプロレスがあったんですよ。
僕はこだわり続けますよ。
『プロレス』に、すべて詰まっていますから。
文脈も行間も。
そのフィルターで見ると、また おもしろいのです。

って事で、それでは 皆さんこの辺で。
朝まで お仕事、頑張ります。
サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ(淀川長治さん調)



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