また会おうぜ、ダチ公。

東京から淡路島に帰ってきて、はや二日。

青木真也選手の応援に。
だが、彼はいなかった。
後楽園ホールには。

最初に会ったのは何処だったんだろう。
青木真也選手が大好きな彼だった。
『青木真也』を通じて、知り合った。
彼は『格闘技』をされる青木選手が好きだった。
格闘技が好きだった。
だが、彼はDDTプロレス観戦をする事に。
一緒に会場で観戦した。
後楽園ホールだったと思う。
彼はプロレスを大好きになって、青木選手の応援はもちろん、DDTプロレスを観戦するようになった。
大阪まで来ては、一緒に観戦した。
楽しそうな彼を見て嬉しく思った。
（プロレス好きになってくれたんだなぁ）って。

彼はよく食べる。
食べても食べても、すぐお腹が減る。
いつかの日、新大久保で食事した時、ドンドンと食べるから焦った。
（お会計大丈夫かなぁ）と慌てた事がある。
まさに『アメ車』だ。
燃費が悪い。
たまに彼をアメ車と言ってはお互いに笑い合う。
彼が神戸に来てくれた時は逆に神戸牛をご馳走になった事がある。
逆なのに。
ぽてちん。

僕はいつも一人で東京や全国に青木選手の応援に行っています。
昔、淡路島内でプロレスファンが集まって飲み会とかしていたんですけど、飲み会が苦手だし、プロレスファンあるあるの『雑誌で得たプロレス知識でマウントを取る』ってのが大嫌いですぐに行かなくなり疎遠になった。
彼等はすぐ無視するようになってSNSでもブロックされた。
まさに村だ。
どうでも良い。
めんどくせぇんです！
僕は、淡路島では妻さえいれば良いと思ってるから。
だから、淡路島では友人なんていません。
何処にも行きません。
家にいる。
家と職場の往復のみ。
会社の先輩は、青木選手のファンで仲良くしていただいています。
でも飲みに行くとかない。
それで良いんだ。
ブロックされた頃に、鈴木秀樹選手を追いかけるように東京に向かう事が多くなった。
一週間、カプセルホテルで鈴木秀樹選手の出場される試合を観にいく事をした事がある。
そして、青木選手のDDT参戦だ。
僕は東京に向かう事が生き甲斐となった。
プロレスが好きだから。
鈴木秀樹選手が好きだから。
青木真也選手が好きだから。
ずっと一人だった。
でも、DDTプロレスファンの方々とも交流させていただく事が増えました。
鈴木秀樹選手のファン。
青木真也選手のファンの皆さんとも。
お土産渡したり、いただいたり。
本当に嬉しかった。
良い距離感が気持ち良い。

そして彼ですが、どこでどうなったかわからないが、ウナギ・サヤカ選手のファンになった。
大ファンになった。
全国周ってる。
僕以上の行動力。
いつも連絡してくれる。
大阪の会場でウナギ選手を一緒に観たり。
ウナギ選手のファン行きつけのお店『ものぐさや』さんに連れて行ってくれる。
僕の事を『師匠』って呼んでくれるんだけど、もう師匠でもなんでもない。
上をいってるよ。
そしたら今回、ウナギ選手を追ってアメリカに行く事を知った。
すげぇよ。
アメリカの会場で紙テープを渡していたらしい。
イングリッシュもできないのに。
ウナギ選手の為に。
そしてウナギ選手を応援する同じ仲間の為に。
僕はよくわからないんだけど、ウナギ選手はベルトを奪取したらしい。
それを目撃したんだ。
最高の日じゃないか。
良かったな。
良い一日になったと思う。
10月23日は彼の誕生日だ。
おめでとう。
本当に。

彼はコーヒー関係のお仕事をしてるという。
何度も教えられてもなかなか理解できない。
頭が悪くて申し訳ない。
でも、何故かお金がない。っていう。
あっても良いじゃん。
お金持ちでも良いじゃん。
それで全国行って・アメリカ行っても良いじゃん。
それだけお仕事頑張ってるって事だろう。
堂々としてろ。
いつも思う。
福島の友人もだ。
好きな事に堂々としてろ。
お金持ちだろうが無かろうが、お仕事フリーであろうが関係ない。
そんな事で卑屈になるな。
プロ推し活って、わけのわからん事言うな。
それは逃げと僕は思うぞ。
自分を良いように持っていってる。
美化してる。
関係ないじゃん。
好きで追いかけてるで良いんだ。
片思い。
僕達はプロレスファンだ。
『プロレスラー』が教えてくれてるんだから。
そんなものさしで見ていないんだから。
だろ。

『現場主義』っていうけどなかなか行けない方々もいる。
だけれども行くって、やっぱり凄い事。
僕もそれは理解できるつもりだ。
経験してるから今も。
行ったからエラいんじゃない。
行動したからエラいんだ。
僕は思う。

たけしま いっせい。
僕のダチ公。

たけしま いっせい（竹島 一生）｜note

誇りに思う。
友人になってくれて、本当にありがとう。
気をつけて東京に帰ってきなよ。
また会おうぜ。