迷光仕掛け
The Straylightの話
ネタバレをします。
今回は思ったことつらつら書く事にします。許してね。
あと関係ないですが、ツイッターのアカウントをホームに載せれる事を今更知ったので載せました。よろしくね!
感想
The Straylight
めちゃめちゃよかったな〜
ここでストレイライトの第1部最終回みたいな話を書くとは思っていなくて、びっくりした。ツイッターの告知の時点でかなりバクバクしてた。
今回は主に今までのストレイライトとこれからのストレイライトの話だった
着々とその実力とカリスマ性で知名度を上げてきたストレイライトが、地上波の大手番組という今まで体験した事の無い舞台に立って、実力不足を思い知らされる。こういうのが書けるのって、シャニマスがアイドル一人一人、ユニット一つ一つ今まで丁寧に書いてきた蓄積だよなぁ、と。
今回のイベントは特にそれが顕著で、WING編のストーリーから抜粋したシーンが数多く回想される。
自分は特に冬優子が好きなので、何度も何度も冬優子のWINGを読んでいるので、WINGシナリオ内で、冬優子が「冬優子」をプロデューサーに晒すきっかけとなったカメラマンが居るのだが、それが今回のイベントシナリオで、今注目するアイドルで冬優子の名前を上げたのだ、こういった描写って物凄く大切で、なかなか出来ない。こういう描写を入れることによって時間経過を表したり、キャラクターが生きているのだと感じることが出来る。オタクはこういうの好きだからね。
キャラクターが生きているということは、当然のように成長する。
あがり症故にステージではクールな姿を装っている愛依はこのイベントで「ステージに立つのが慣れてきた」と告白する。それに対し冬優子は「いつか本当の愛依がステージに立つ日も近い」と返す。その返答に愛依は曇を見せる。
愛依は今までクールなキャラクターで舞台に立ち、ファンを獲得してきた、そのファンはあくまで「クールな自分」を好きになってくれたのだ、ファンの幻滅に怯える愛依、もちろんそんな事はプロデューサーや冬優子は理解していて、その時がいつ来てもいいように準備はしている。ここ凄いね。
実際作中で愛依は配信者に動画内で素顔を暴露される。愛依は震えていた。
ここで愛依が曇らされるのは意外だった、WEBDで色々あったからね…
ここで良かったのが、キンキラチャンネルは動画内で愛依の素顔を暴露しただけで、愛依が言葉を失ったのはその動画を見たファンのコメントなのだ。ファンを裏切ってしまったかもしれない、嫌われてしまったかも、幻滅されたかもという焦燥。ここの演出が凄く良かった。 キンキラチャンネルはこのコミュだけで終わらせるのは勿体ないのでまたどこかで一悶着起こして欲しい。
DVDのことを円盤っていう冬優子すき
今回のイベントは要所要所でピックアップ中の限定あさひのコミュと繋がるシナリオが出てくる。販促面もあるのだろうが、これの絡ませ方が上手く、限定あさひはあさひの成長期の話だった。芹沢あさひが今のままではいられなくなり、大人になる、アイドルとして次のステージに進むための準備の話。
これは今回のイベントコミュともリンクしているのだ。今まで通りのストレイライトではいられなくなる 今まで通りでいてはならない と言う変化の物語だ。なので是非今回のイベントコミュが刺さったのなら、限定あさひのコミュもら読んで欲しい。
レントゲンを面白がるあさひが見れるから…
それでも、これから彼女たちがどう変わっていくのかは誰にも分からない。ミュージカルに出演し新たな一面を見せたあさひや、もう1人の自分とのあり方を見つめ直した愛依、過去を少しずつ話し始めた冬優子 彼女たちの可能性は無限にある。我々が今見ているのはその分岐点のひとつでしから。
それでも、ストレイライトがどれだけ変わろうと言えることがひとつある。
彼女たちはいつまでも「友達」なのだ。
それが続く限りストレイライトは最強のユニットであり続ける。
いや〜〜良かったね……。
ついこの前ノクチルが再出発するコミュを書いたと思ったら、その1ヶ月後にはストレイライトの第1部が完結する話を出してくるんだもん……。
今回のイベントコミュは彼女たちが抱えてきた悩み、歪みにちゃんと向き合い答えを出した。その点が非常に良かった。これから3年目に突入するストレイライトの成長を目を離さず追えて行けたらと思う。
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