経済危機、コロナ後の経済はどうなる!?
こんにちは!
最近また感染が拡大してきているコロナですが、このコロナによって経済的に大きな影響を与えています。
私のアルバイト先の飲食店も緊急事態宣言によって営業自粛を行っていました。
現在店は大赤字で人件費を削る為に自粛前よりも少ない人数で営業しています。非常に経営が苦しい状態です。
そこで私が好きなYouTuberでもある中田敦彦さんのYouTube大学でコロナ後の経済についての動画があったので見て学んだ知識をアウトプットしたいと思います。
👇動画のリンク貼っておきます(1か月ほど前の動画です)
現在もコロナウイルスの感染拡大は広がり経済危機の状況です。今後も大きな経済危機を迎えます。
このコロナによる経済危機は三段階でやってくると言われています。
緊急事態宣言によって国全体が自粛生活を送ることになりました。それによって感染者は減り緊急事態宣言解除後、徐々に経済活動の回復が見込まれていました。しかし現在、また感染者が増加し始め、経済活動に影響を与えています。
経済危機の三段階は、ローカル、グローバル、ファイナンスの三段階です。
1段階のローカルは飲食、観光、宿泊、エンタメなどの業界です。特に飲食店に関しては実際に身近で目の当たりにしている人も多いと思います。私の家の近くの飲食店も何軒かつぶれました。
自粛によって外食はせず家で食事をするようになりました、県外への旅行や移動は禁止されました、移動しないため宿泊施設への宿泊もなくなります、アーティストや芸人はライブやイベントなどがすべて中止になりました。少し前までのテレビは再放送ばかりでした。
このようにローカルの業界はかなり厳しい経済危機に直面しています。
2段階のグローバルは世界を相手に仕事をしている業界です。グローバルに仕事を行っているが故に国際間で自由に移動が出来なくなった今、ANAなどの航空会社、対米や対中国を相手にビジネスを行っている会社は危機を迎えています。
ANAの経営状況を見ると、すでに2段階の経済危機を迎えています。
3段階の経済危機はファイナンスです。
これは連鎖的に関連企業が潰れていくという経済危機です。
人や物が自由に移動できなくなることから、自動車などの需要が下がって、移動の需要が下がり石油の価格が下がる逆オイルショックが起こると言われていました。実際、私はガソリンスタンドでもアルバイトしているのですが緊急事態宣言が出された時期のガソリンの価格はかなり下がっていました。
現在は値上がりし元の価格に戻っています。
自動車の需要が下がるとそれに関連するタイヤを作る企業、ハンドルを作る企業なども経済危機のダメージを受けることになります。
このように3段階目の経済危機は逆オイルショックによって関連会社が次々に被害を受けるということです。
この危機を乗り越え生き残っていくためにはどうすればいいのか。生き残るための心得が2つあります。
1.現金(キャッシュ)
2.リーダーシップ
この2つです。
1.現金(キャッシュ)
まずは残高を把握することが大事です。手元にいくらあるのか、いくら支出と収入があるのか。この現金の把握が出来ていない会社はつぶれてしまいます。個人としても現金の把握が出来ていない人は生き残れません。また、会社が生き残るために固定費や人件費の大幅なカットも必要になります。会社が生き残れなかったら何も残りません。勇気のある決断が必要になります。
2.リーダシップ
会社が生き残る為には会社を支えるリーダーがが必要です。リーダーにはそれぞれの性格やその人なりのやり方があると思います。しかしこの経済危機を乗り越えるために必要なリーダシップは独断即決が出来る、最悪を想定出来る、反転攻勢の意識です。
独断即決をするリーダーは一見、自分よがりの独裁者のように思えるかもしれません。
逆にみんなの意見を聞く、調和調整型のリーダーを好む人の方が多いと思います。
しかし会社を守ることを考えると今回のコロナショックのような予測できない急な危機にさらされた時に早く判断することが重要になります。日々状況が変わり続けるからです。調和調整型のリーダーのようにみんなの意見を聞いていると、その間に状況は変わり続け、決断をするときには手遅れになるかもしれません。とにかく早く決断する必要があるのです。そのため独断即決できるリーダーが求められます。
最悪を想定できるリーダーとは「今の状況よりまだ悪くなる可能性があるからその時のためにできる解決策を考えよう」と策を何個も用意できるリーダーです。状況が変わることを待つのではなく、常に最悪の状況を想定しそうなった時に何ができるかを考えられるリーダーが求められます。
反転攻勢の意識とは危機的状況の中で逆にこの状況はチャンスなのではないかと考えることです。実際今回のコロナによって経済危機と言われている中、逆に業績を伸ばした企業も存在します。例えばホームセンターの需要はかなり高まり売り上げが伸びています。
日本経済全体としては危機的状況にあるかもしれないがすべての業界、企業の経済が落ち込んでいるわけではないと言えます。この状況下でできることはないか、逆にチャンスなのではと考えられるリーダーが求められます。
コロナがなくなった世の中はコロナ前の世の中とは違います。もとに戻ったら大丈夫と考えているリーダーの会社は生き残れません。
危機を乗り越えるためには働き方の見直しも必要になります。
自粛要請によって多くの企業ではリモートワークになりました。私の大学の授業もオンライン授業という形で1度も学校へ行っていません。完全に働き方が変わりました。
コロナ前の事業、組織、財務形態がコロナ後も機能するかどうかを考え直さなければいけません。今、経済状況が苦しくなっている業界は事業、組織、財務の形態に基礎疾患があったといえます。一つのビジネスに全部をベットすることは非常にリスクがあります。
例えば店舗だけでしか営業していない飲食店と店舗の営業と配達2つのビジネスを持っている企業ではリスクが違います。
投資でもそうですが1つの銘柄に全資産を投資することは非常にリスクがあります。リスクを減らすために分散して投資をします。リスクを減らすという意味では投資でもビジネスでも同じことがいえると思います。
今後、リモートワークが当たり前の時代になってくることが考えられ、いつまでもその時代の変化に合わせずオフィスでしか仕事をしない会社は生き残っていくことが出来なくなります。
こういった昔ながらの働き方、時代の変化に合わせない働き方、年功序列などは日本的経営の特徴です。
この日本的経営から脱却することは必要不可欠な時代になります。
コロナ後に勝つためにはどうすればいいのか?
コロナ後に勝つためのキーワードは
グローバル×デジタル、リモート×リカーリングです。
国際間の人の移動は少なくなるかもしれませんがモノやサービスの移動はなくなりません。このグローバルとデジタル(オンライン)化は絶対に必要です。
ZOOMがあれば会議をわざわざ集まってする必要はありません。Uber Eatsがあればスマホ一つで食事を済ませることが出来ます。Uber Eatsはアメリカの会社が作ったサービスです。
このように国際間のサービスの移動はなくなりません。これがグローバル×デジタルです。
また、これからは体験をいかにリモートで届けられるかが必要とされます。アーティストのライブやスポーツ観戦などは別にテレビでも見ることが出来ます。しかし実際に足を運んで「見に行きたい」と思うのは体験がしたいからです。
その場の雰囲気を感じたい、テレビで見るものとは違った雰囲気を感じたい、という気持ちがあります。その体験したいという気持ちを満たせるサービスをリモートで届けられることが今後必要とされます。
リカーリングは繰り返しや循環という意味で月額いくら、という感じで毎月お金をもらうサービスの事をいいます。リモートとこのリカーリングを合わせたサービスが今後生き残っていくビジネスであるとされています。
月額1000円のオンラインサロンはこのリモート×リカーリングの例の1つです。
コロナに勝つ、これから生き残っていくビジネスは、
グローバル×ビジネス、リモート×リカーリングです。
今後コロナによる経済は復旧ではなく復興しなければいけません。もとの状態に戻すことを考えるより新たな経済の発展、進化した未来を作っていく必要があります。
頑張ってコロナに負けない経済を作っていきましょう!
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